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漫画「キャプテン翼 ワールドユース編」感想(完結作品を語る! #406)

「キャプテン翼 ワールドユース編」(高橋陽一)
連載期間 1994年~1997年(週刊少年ジャンプ)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「キャプテン翼 ワールドユース編」は、サッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の2作目!
ちなみに、前作終了が1988年なので、番外編的なものを除けば6年ぶりのキャプ翼の連載です。
全18巻。ヤンジャン!というアプリで途中まで完全無料で読めます!その後はネカフェで読みました!

前作では存在しなかった日本のプロリーグのJリーグが出来ていて現実の時間の流れを感じますねぇ。

絵は、いよいよ足の強調が異様なほどになってきました!(笑)
これもキャプテン翼の特徴だと思うので受け入れて楽しみましょう!

前作から3年。主に、高校を卒業し19になる歳のメンバーが活躍します!
新たな主人公的キャラ葵新伍の話に始まり、主人公で人生=サッカーと言っても過言ではない大空翼のブラジルでの活躍が描かれ、その後はワールドユースに向けた合宿の様子が描かれます!

そして、ワールドユースが始まります。
アジア予選では主力メンバーの日向や岬が出場せず辛勝。
代表メンバーの力をさらに増させるため、年上だったりして実力はあるもののユースチームには入れないリアルジャパンセブンの面々がそれを隠し、代表メンバーを叩きのめします。

その後、沖縄で新しい雷獣シュートを身につけた日向を筆頭に代表メンバーは力を伸ばし、アジアユースは全勝です。
さらに、予選リーグも全勝します。楽勝とかではないですけどね。

そして、決勝トーナメント。
事故や怪我は物語をドラマチックにする為だったり、パワーバランスをとる為に仕方ない部分もあるかもですが、ちょっとなーと思ったりもしますね。さらに終盤、準決勝の試合を割愛したのも微妙です。

とはいえ、決勝のサッカー大国との試合は、
すでに強くなりすぎている翼に、強ければ強いだけこちらも強くなるという「ドラゴンボール」に象徴されるジャンプ漫画の王道展開、当然キャプテン翼の王道展開でもあるわけですが、それが発揮され、目が離せませんでした!

ということで、
サッカーが好きな人、翼と早苗の結婚式が見たい人、
小学生・中学生が主人公なのは子供すぎてちょっとという人は今作からキャプ翼を読むのもオススメ
です!


・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)

決勝の延長戦。
どちらかが点を取ったらその時点で試合終了の、Vゴール対決。
キャプテン翼率いる日本が、ロベルト本郷率いるブラジルに勝利しワールドユースのチャンピオンになります!

そして、開催地が日本になったのは開催予定国の内戦の影響なので、翼は優勝スピーチでサッカー世界平和宣言をします!
殺し合いじゃなくサッカーで戦おうというわけです!
他の誰かが言ったら苦笑してしまうかもですが翼が言うことに大きな意味と響きがある気がしました。

最後は誰もいないサッカーのグラウンドで恋人の早苗に婚約指輪を贈ります。

さらにエピローグとして、主要メンバーの動向が軽く描かれます。
海外のプロチーム所属になったり、Jリーグ所属になったり…。

そして、翼はブラジルのサンパウロからスペインのバルセロナに移籍。

最後の最後は、翼と早苗の結婚式の集合写真のような見開きで綺麗に終わります!

20世紀のキャプテン翼はこれで終わり、21世紀2001年連載開始の「キャプテン翼 ROAD TO 2002」へと続きます。


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「キャプテン翼 ワールドユース編」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#マンガ感想文 #漫画 #マンガ #キャプテン翼 #高橋陽一 #サッカー #ワールドユース #キャプ翼

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