漫画「1ポンドの福音」感想（完結作品を語る! #426）
｢1ポンドの福音｣(高橋留美子)
連載期間 1987年～2006年（週刊ヤングサンデー）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「1ポンドの福音」は、
不定期連載で約20年かけて完結。全4巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読めます！
内容はというと、
減量が苦手なちょっとふざけたボクサー畑中と、それをほっておけないシスターのアンジェラが中心のギャグマンガ！
主人公の畑中は「うる星やつら」のあたる的で普段ふざけてるけどやる時はやるタイプ、ヒロインのアンジェラは「めぞん一刻」の音無響子的、「らんま1/2」の天道あかね的で凛としていて可愛いんですが、たまに強さも見せたり…。
ちなみに、
特に下調べしてから描いたのではないそうで、このマンガを読めばボクシングや教会について詳しくなれるという要素はほぼないです。
むしろ、
イイ加減な部分が多いようなので、そこは雰囲気で楽しみましょう！
あと、
小さなとこでいうと題名に全て「子羊」が入ってます。
こういうちょっとした工夫、好きです。
全体を通して言えば、
チャンピオンになるとか、シスターと付き合うとか、目標らしい目標がないのがいいとこであり、微妙なとこですね！
ということで、
ボクサーやシスターがコスプレ的に好きな人に、ドラマ版だけ見て原作を読んだことがない人に、
高橋留美子先生の作品を最初から最後までサクッと楽しみたい人にもオススメです！
・終わり方について（ネタバレなど気にする人は読後に確認してください）
チャンピオンでホストの男に騙されて借金を負わされたシスターの為、勝てば借金チャラだけど負ければ倍額という条件で畑中は戦うことになります！
もちろん勝てばチャンピオンベルトも手に入ります！
試合は白熱、シスターは外出禁止を破り畑中の元へ。
そして試合に勝利します！
チャンピオンとなった畑中はシスターをやめたアンジェラこと麻利絵と結ばれます！
とはいえ、
その後はいつもどおり減量に苦戦する様子がコミカルに描かれ終わります。
ラストページは、
笑顔の畑中とアンジェラ、雪が降る中、「子羊に祝福あれ。」の文字！
連載期間は置いときまして、全4巻で高橋留美子先生のるーみっくわーるどを味わえる愛らしい作品でした！
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「1ポンドの福音」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
※「無料で読めます」などは私が読んだ時点の話です。そして、「無料」といってもCMなどを見てポイントを貯めてそれを使う必要があったりもします。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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