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たましいの庭師

アメリカでは砂塵を巻き上げんばかりの風が幾分か落ち着き、引き続きのゴタゴタを抱えつつもまた一歩足を踏み出していこう、という人々の気概のようなものを、今日の空気の中に感じています。

そんな「境目」を感じさせる蠍座時間、眺めているだけでも平穏をもたらしてくれる Majestic Earth Tarot さんにリーディングをお願いしてみました。「再生」の過程、そして変容の時にあって、明日を迎え入れる私たちに届くメッセージ、何かしら受け取っていただけたら嬉しいです ☽✩

「たましいの庭師」

案内人によって手を引かれたあなたは、今「そこにある椅子」に腰を下ろしたところです。
目の前には丁寧に紐がかけられた小さな箱が置かれています。
きっとあなたがそこに来ることを知っていた誰かが、あなたのために届けておいてくれたのでしょう。

紐解くと箱の中には小さな「種」が入っているのが見えます。それはピカピカでキラキラの完璧な「種」です。

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と、ここまでの「おはなし」では、全てはすでに用意されており、あなたの「想い」は何一つ描かれていないのですが、誰かに何かを「差し出された」時、そこには何かしらの「行動」が促されることになります。

捨てるもよし、持って帰るもよし、他の誰かにあげてしまうでもよし。

でも、もし、あなたが種を蒔くことを選んだのなら、そこから「種まきの準備」が始まります。種まきのための「土壌づくり」。一口に「新月には種まきをしましょう」といっても、そのための準備というものが必要なのです。

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あなたに「種」を託してくれた誰かは、あなたにその「土壌」までは用意してくれなかったようです。しかし、考えようによっては「あえてそうしなかった」のかもしれません。どんなに完璧な種があっても、種を芽吹かせられるか、花を咲かせられるか、それは「あなたの土壌づくり」が鍵を握っているのだ、というメッセージをも含めてあなたに届けたかった、ということなのでしょう。

それは骨の折れるコツコツした作業で、種を蒔くということが果てしなく先のことに思われるかもしれません。途中でスコップを投げ出してしまって、やっぱりやるか、と戻ってきた時にはまた小石を拾うところから始めなくてはいけないかもしれません。でも、とにかく続けていくうちに、どんどん土壌の質は良くなっていきます。

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ふと顔を上げた時に見えるその景色のためにそれをする。

「意識」という庭も丁寧に手入れをすることで、いつか「智慧」という芽を吹かせることができるのだと思うのです。

今日もまた素晴らしい1日になりますように ☽✩

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