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ひとり手帖

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日々の思考の断片です。
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2023年2月の記事一覧

まだまだだ

まだまだだな自分は、と思う。毎日思う。いつか思わなくなるんだろうか。絶対的自信みたいなものは生まれるんだろうか。考えながら本を読み、文章を書き、考える。

人生にはいろいろな分岐点があって、無数の世界線が存在している。パラレルワールドでは別の私が別の人生を送っている。

「どんな世界線の自分も幸せになれるような自分で在りたい」という考え方がとても好きだ。信頼している人から教わった考え方で時折思い出

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あえてすこし難解に「文章」についての文章をつくってみる

金曜の夜、文章と孤独の関係性について考えた。
わたしは思う、孤独故に人は文章を書くのか、文章を書くから孤独になるのか。前者かもしれないし、後者かもしれない、あるいはそのどちらでもなくて、わたしはただ「孤独」という事象に理由がほしいだけに過ぎないのかもしれない。

そもそも、孤独を語るにはまず、孤独の定義づけをしなければならない。一人で在ることを孤独と定義するならば、文章を書くという行為は基本的に一

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意思

人生には時折、自分ではどうにもできないことが起きる。

そんなときは、自分にできることを、ひとつひとつこなしていくしかない。
日々は淡々と流れていく。何があっても。自分にとって重大なことは、すれ違う人にとってとるに足らないこと。自分の人生を背負えるのは、自分しかいない。

言い訳したり弱音を吐いたりしている暇はない。自分の事情を相手に絡めてはいけない。ないものをほしがっても仕方がない。今あるものを

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記憶の癖

変なことを覚えていてしまう癖がある。

たとえば、中学3年の12/28のお昼に食べたのは、地元のスーパーのチョコパンとココアだったとか。高校の入学式前、着替え途中にハンガーを踏んで割って痛かったなあ、とか。何が何でも覚えてやる、と血眼になっているわけではなく、自然と、ささいな瞬間が記憶に刻まれることがある。

もちろん、特別なことがあったとか、忘れたくない大切なことだったとかなら問答無用で記憶に刻

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