まだまだだ

まだまだだな自分は、と思う。毎日思う。いつか思わなくなるんだろうか。絶対的自信みたいなものは生まれるんだろうか。考えながら本を読み、文章を書き、考える。

人生にはいろいろな分岐点があって、無数の世界線が存在している。パラレルワールドでは別の私が別の人生を送っている。

「どんな世界線の自分も幸せになれるような自分で在りたい」という考え方がとても好きだ。信頼している人から教わった考え方で時折思い出して心に刻み直す。

自分の幸せを目指すということは、いろいろな時間軸、いろいろな世界線の自分を幸せにしてあげることだ。そして、誰かの幸せを願うには、自分の幸せが根底になければならない。

みんな幸せになってほしい、と吐露したとき、「あなたのよくないところは、みんな、の中に自分を含んでいないところだよ」と叱ってくれた友人がいる。覚えていないかもしれないけれど、あのとき私はたしかに救われた。自己犠牲的な生き方が正解で、そうするべきだと思っていたけれど、その固まった考え方にすこしヒビが入った気がした。

人生は有限ではなくて、出会える人にも限りがある。だから私は、私と出会ってくれた人が、私と人生をすこしでも交えてくれた人が、幸せであってほしいと思う。そんな人で在りたいと思う。まだまだだと思う。もらってばかりで。ちゃんと恩返しかできているだろうかって。弱い自分のままじゃだめで、もっと強くならなきゃいけないんじゃないかって。でも、

「あなたはあなたのままでいいよ」
そのことばを、たくさんの人に返せるようになりたい。頑張りたい。情緒がでかいのは私の欠点で、でもだからこそ、ちゃんとことばで伝えたい。

なにが言いたいかわからなくなってしまった。作業に戻ります。時々こんな感じで、自分を奮い立たせる休日があります。素面です。よしなに。

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