見出し画像

四行詩「風雪懐君」

君の思ひ出に触れやうとしても
いつも空しく宙を攫むだけ
曝す手指のあひだを流れる
冬風は冷たく淋しく哀しく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?