子どもだから。(🐟4)

「小さい子は、仕方ないね。」


よく人からいただく言葉。

魚鱗癬という言葉を持つ以上、人の目は避けて通れない。

その目が特に多い年代が

小さい子どもである。

子どもはなんでも好奇心で溢れている。
だから、いわゆる「普通」という言葉を持たされなかった私を

じーーーーーーーーーー

っと、見つめる。のぞき込まれたり、笑ったり、時に言葉を投げられる。

私はそんな時、自分に言い聞かせる。

「子どもだから、仕方ない事だ。」

言い聞かせるという行為は、自分で考えついた答えでもあるけど、一方でまた、人からいただいた言葉でもある。

言葉を投げてくる方はやっぱり子どもが多いから。
私は、言う。
「自分より小さい子どもに見られるんです。笑うんです。」って。

でもほとんどの人がこう返す。

「まぁ、子どもだしね。みんなそりゃ見ちゃうよね。仕方ないって思う方が良いね。」

確かにこの言葉は正解である。
さっきも書いたけど、子どもは好奇心の塊で、何にでも興味がある。

きっと私を見るのも、何か言葉が出てくるのも、悪気無く。という子どもも多いと思う。

でもさ。ある日。本当にある日。
ふと、思っちゃったんだよ。

私の
「辛い」「悲しい」
という感情は無視するの？

そりゃー、子どもの気持ちは分かります。
誰だって興味のあるものには目がいきますよ。初めてのものを見たら観察しちゃいます。

でもさ、それは相手側の気持ちだけじゃん。
私は私で

「見られるの辛い。」「苦しい」「悲しい」

いっぱい思うよ。考えるよ。
でも皆が言うから。私も頑張って大人になってるんだよ。我慢して、感情を押し殺してるんだよ。

私の感情を、もっと知ってほしい。

子どもだから仕方ない。

この言葉は、重い。

-------------あとがき(みたいな)--------------

こんばんは！山本華那です。
定期投稿なかなかできない…。
のんびり投稿していきますね…！

今日は、すんごい私目線の感情話。

子どもの興味は本当に大切な事です。
でも、そんな時はその子の親御さんがその子に何か言葉をあげてほしいな、とは思います。

もちろん、きっと難しいです。
でも「子どもだから」と言って、何でもかんでも良いと思って、子どもの行動を無視するのは違うと思います。

相手の気持ちを、ほんの少し考えてほしいです。

私の「辛い」は、私の中に確かに存在しています。

だから「子どもだから仕方ない」という言葉で、私の気持ちを消したり、無いものにしないでいただきたいと、願うばかりです。

同じことを繰り返す文章になってる…。

それでは、失礼します。