春の感情(🐟8)

毎年春になると、心が色んな感情に包まれる。

来年度への楽しみだったり、不安だったり。
せっかく仲良くなった人と離れてしまったり、
逆にまた出会いがあるかも?と、ワクワクしたり。

恐らく、沢山の人がそんな感情に包まれて、
包まれながらも平気なフリしたり、誰かに聞いてもらったり我慢して、新しい春を迎える。

私も、その1人。

私は、どちらかと言うとそんな春が少し苦手。

毎年毎年、不安がワクワクに勝ってしまう。
そのほとんどの感情が、魚鱗癬という言葉に関係してしまう。

新入生を怖がらせてしまうかもしれない。
何か言われるかもしれない。

また、私が学校へ入学する時なんかは

同級生に何か言われるかもしれない。

中学、高校、大学入学の前はこの不安がとにかく大きかった。寝れない日々が続いた。

「気持ち」は人それぞれだけど、色んな事の初めてに

「何か言われるかもしれない」

という気持ちを持っている人は少ないと思う。
だからその度に、

私は、人とは違うんだな。
人が持たなくていい不安を持ってるんだな。

と思ってしまう。いらない感情である。

それと、みんなよく、

「その気持ちも新鮮でいいね!」
「大人になったらその気持ちの大切さに気付くよ」

という言葉をくださるけれど、

今この瞬間の、
私の気持ちは大切にしてくれないのかな。

と、よく思う。

やっぱり、寄り添ってもらう事が嬉しい。

この春は、色んな人が色んな気持ちを抱えている。
だから、色んな気持ちに寄り添える人になりたい。

そして私も、いつか寄り添ってもらえる存在がいてくれたらな、と願う。

皆さんにとって、素敵な春になりますように。


--------あとがき(のような)--------

ご無沙汰しております!華那です!

春休みに沢山投稿しよう!と決め、下書きには溜めていたのですが、中身の文章を完成出来ないまま4月になってしまいました…。

そっとフォローしたままにしてくださっている人がいて嬉しいです…。ありがとうございます…!

もう春ですね。早いものです。
私は昨年の今日が、大学の入学式でした。

その時も、もの凄い不安に襲われていた事は今でもよく覚えています。
なんせ、しんどかったから(笑)

余計な事を考える度に

「みんなこんな事に不安になってるわけじゃない。」
「なんで私だけ…。」

と、考えてばかりでした。

正直今もです。
新1回生が入学されて、授業が始まって皆と会う機会が増えると、また嫌な不安が出るかもしれない、と負のループに陥っています。

そんな時、言葉をかけていただくよりも、まずは寄り添ってもらえる方が嬉しいのかなと思っています。

「怖い」「楽しみ」「不安」「嬉しい」

言葉で表せる感情はもちろんあるけれど、
それでも感情は、その人だけのものです。

人と全く同じ感情なんて存在しないと思います。

だから、その感情を聞いてあげて、寄り添う。
難しいけれど、出来る人になりたいなと思います。

してもらいたい事は、まず自分からやる。

それでは、失礼します。

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