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会話は、とぎれていい ー 加藤綾子

加藤綾子 ー 2016年4月末にフジテレビを退社、フリーアナウンサー    

⒈言葉よりも大事なもの

著者の加藤さんは、アナウンサーの中でも『めざましテレビ』を担当されていた。その中で、失敗した時に周りの人に助けてもらうばかりで自分の不甲斐なさに落胆していた。そこで、悩んでいる表情が周りに伝染している事に気付き、できないものは、できないと割り切るようになった。『何か行動する時には、勇気と熱量が必要であるが、何か諦めるとか立ち止まって考えるって前者よりも難しいし決断するために時間がかかる。』だからこそ、自分の失敗を受け入れ、楽しく話す。

⒉コミュニケーションとは

『コミュニケーションは、自分から発信すること』と思い込みがある。

突然ですが、みなさんは、会話の中で、沈黙を前にするとどういう感情が込み上げますか?

➡️「間を埋めるために何かを話さなければ、、、」「とりあえず共通点探すための質問しないと、、、」など

でも実際、相手は話したくない気分かもしれない。例えば、相手が本を読みたいと思っているかもしれないし、真剣に何かに取り組んでいるかもしれない。

このように、コミュニケーションは「先行」だけじゃないからこそ、普段からこの人ってこんな性格とか趣味は何なのかと広い視野を持って、思いやりを持って、相手の領域に入りすぎない観察力が大事である。

⒊素直になる

社会人になってから一番大事なものは、信頼関係だ、報連相だとかあるが、著者は、分からないことは素直に分からないと言うことである。と語っている。さらに、自分のモノサシで、人を弾かないことであるとも語っている。理由は、人との信頼構築ができないからだ。人は、誰よりもいい高校生、大学生、社会人になり、いい暮らしをしたいと思うように誰かと比べたがる生き物である。また、自分の意見を持つこと、人に伝えるということはとても重要であり信頼構築で不可欠である。たまには、思っていても言わない我慢も大事である。

今日のまとめ

コミュニケーションとは

まず、この本は、21歳の誕生日に大学の友達からいただいたものです。なぜ、この本をくれたのかと尋ねると、性格がお前に該当すると言われたことから、とりあえず全部読んでみました。読んでみた感想を、一言で言うと、類似点が多々あるなあ。と思いました。正直、大学生になってから地元を離れ、知らない土地に一人で乗り込んで部活に入って馴染めていたのかは引退した今でも疑問であり、自分なんかに興味を示してくれる人は1人もいないと思っていたけど少しは目を向けてくれる人もいるんだなあ。と思ったこともあります。また、あるときは、『話紡ごうとしすぎ』と言われて今でもこの言葉にしっくりきていて、あの時は無理に人に迎合していたのかとしんどくなったこともありました。まさに『コミュニケーションは先攻だけじゃない』を体現した経験でした。

長い文章読んでいただきありがとうございました。

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