【元○○○○○の彼女をYouTuberにしてみた】第1話 入社1年目の年収500万円の私が11ヶ月で会社を辞めて無職になった話

2020年に、私は彼女のYouTubeチャンネルを開設した。開設した半年前から遡って経緯を話していこうとおもう。そのためには我々二人の話を少しだけ話す必要があると思うので、しばし自己(他己)紹介に付き合って欲しい。

彼女の話

私の彼女は、本人の物心がつく前から芸能活動をしていた。最も有名になったのは今からおよそ10年前のテレビ番組だった。

時がたち、近年彼女は第一線からは完全に退いていた。TwitterやInstagram等のSNSでの活動は主に昔からのファンに支えられているような状況だった。そんな中注目されてきたのが新しい職業、「YouTuber」だった。

重要なことは、彼女にはチャンネル開設前からファンがいたという事実である。この事実をもとにしなければYouTubeにおける適切な分析が困難になる。

私の話

幼少期からの自己紹介は他の記事でたくさん書いていこうと思うので、彼女と共に活動する前後の話を記述する。

2019年3月、私は大学を卒業して、とあるテレビ局で働き始めた。年収は1年目(4月〜翌年3月)で500万円と申し分なかったが、彼女の一言で会社をやめた。

「会社やめなよ」

当時から会社と私にはギャップがあった。この記事は私のグチの記事ではないから特筆はしないが、結果的に1年目の2月(入社から11カ月)で退社することになった。彼女は私とこれから歩む上で、「楽しくなさそうに仕事する姿」をみたくなかった、組織に入るのに私は向いていないと彼女が見抜いたのだと思う。

そうして私と彼女は、2020年初頭から一緒にyoutubeで活動し始めた。出演者は彼女、編集は私である。

目標

我々は二人三脚でYouTubeを始めたが、目標はYouTuberとしてお金を稼ぐことではなかった。もちろん有名になって稼ぐことは夢のある話だが、他社のプラットフォームに全幅の信頼を寄せることなど私たちには出来なかった。

当面の目標は、副業として収入を得られる程度まで再生回数を増やすことである。もちろんその前にYouTuberとして収益を得られる最低ライン

チャンネル登録者数 1000人
総再生時間 4000時間

の壁を越えなければならなかった。一年以内にはそのハードルを越えられればいいなと淡い期待を寄せながら、我々は歩み始めた。

ちなみに、私は大学で経営学を学んできた。卒業論文ではダウンタウンの松本人志氏を取り上げた上で、タレントの商品価値に関する論文を記述した。【元○○○○○の彼女をYouTuberにしてみた】シリーズでは、私の数少ない知見を生かし、経営学的視点からYouTuberの彼女を分析していきたい。
しかしながら、論文をいくつかみてきた中で、オンライン動画市場、とりわけYouTubeというプラットフォームの研究はまだまだ拡充しておらず、参考になる文献は少なかった。なのでこの記事には、定量的な分析の少ない定性的な分析が多くなると思うので、「YouTubeを分析している記事」というよりは彼女と私の奮闘記として読んでいただければ幸いだ。そして2年後に我々は結婚を予定しているので、公表できるようになったらチャンネルの変遷を本シリーズと照らし合わせてみていただけたら、面白いと思う。

新型コロナウイルスで拍車をかけたタレント戦国時代、我々はどこまで立ち向かうことができるだろうか。次回は記念すべき初投稿の話。

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