ごはんと自己愛。
1人の時間を大事に。
私自身1人の時間も愛せるようになってきました。それでも1人は所詮1人です。
自分のことが心底嫌になっている時、誰が世界で1番憎んでいるやつにごはんを作りたいと思うのでしょうか。
その思考になって数日、生活水準は順調に降下しています。それを知っているからこそ、深夜のバイト終わり、私は私にごはんを作るのです。
「お疲れさま」
言葉にしてくれる人はいないし、私も口には出しませんが、ごはんを作るという行為はそれすらも含んでくれているように思うのです。
「ちゃんと自炊し始めた。味噌汁作ってるのすごくない?」
一人暮らし歴数年目のはずの彼はようやく味噌汁を作ることを覚えたそうです。彼曰く、毎食味噌汁を食すことをマイルールとしているらしいです。
彼の味噌汁もバイト終わりのごはんも、
きっとそれはさりげない自己愛。
今日はじゃがいもと玉ねぎの味噌汁を食したいと思います。
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