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結局、1日何食が正解なのか。

朝昼晩、3食をきちんと食べることが正しいことと疑わずにずっといた。

だから「3食食べる必要ない」というのを読んで驚いた。本を読むと驚かされることばかりだ。

「きちんとご飯を食べなさい」って学校で習ってきたのに。そんなのおかしい、という反感の気持ちもあった。信じてきたものが違うっていうのはそれくらい衝撃がある。

それが、何年か前の私の話。それから色々試した。3食→2食→1食→2食(今ここ)で落ち着いている。そんなここ数年の試行錯誤の話を共有したくて、思い出しながら書いてみる。

ただ、ここらへんは結構論争になってるみたいだからあくまで個人がやってみての感想。

あと最初に言っておくと体重の変化は特になかった。細かく測ってないから曖昧だけど、気になるような変化は特になかった。

ダイエットで気になってる方もいると思うから最初に書いておく。この先その情報はないから期待して読んじゃうと申し訳ないから。

そもそもなぜ3食必要ないのか

1日中胃の中に何かがある状態っていうのがよくないらしい。ずっと消化器官が働きっぱなしになる。それだからかはわからないけど、毎食食べると老化も進みやすいらしい。

それから、原始時代だと3食は食べれてなかったでしょ、という話。健康とかの本を読んでるとびっくりするけど、基本的に人って原始時代がベースみたい。だから高カロリーなものを求めやすいっていうよね。

いやいや現代社会に合わせてよって思っちゃうけど、今みたいになったのは人類史からみたら最近の話なんだろうし、仕方ない。だけど、そろそろ進化しないのかなとは思っちゃう。

特に朝食なんかは交感神経が活発になっているから消化吸収に向いてないらしい。消化吸収に向いているのは副交感神経が活発になってリラックスしている夕方なんだって。

1日1食をやってみて

メリット:疲れない。お金がかからない。栄養を取りやすい。朝からワクワクする。

お金がかからない、ていうのは何ってなりそうだけど、1人暮らしで夜自炊する私の場合のはなし。一人前作るのってどうしたってお金がかかる。でも夜ご飯だけだと2.3人前の量を作っても食べ切れる。結構豪華にしても一日にかかる食費が1000円は超えないのでかなり節約になった。

栄養を取りやすいのも同じ。朝ごはんでしっかり野菜とるのは難しいし、お弁当を作るとどうしても味付けが濃くなるし、外でのランチは炭水化物を取り過ぎる気がする。人によってはそんな事ないよって人もいるかも。ただ私は朝昼に野菜を取るのが難しいな、と感じていた。

それから夜ご飯への楽しみが増える。そこしか食べるタイミングないからかな。朝から何作ろうかなーってワクワクして起きてた。働いていると毎日に楽しみ見つけるのって案外難しい。週末に楽しみがあるから頑張れる、とはなるけど、さすがにずっとは続かない。朝憂鬱な気分でスタートするのがちょっとだけ緩和される気がする。

あとは1番は疲れないこと。やってみると昼過ぎから特に感じる。眠くならないし、だれない。なんとなく調子がいいな、と思う。もちろんプラシーボ効果もあるからかもしれないけどね。1日1食がいいよって情報を知ってから始めたし。

デメリット:朝がしゃきっとしない。嫌味を言われる。休日と平日で食事リズムが変わりやすい。

やっぱり朝しゃきっとしない気がする。朝ごはんを食べないと体内時計がきちんとリセットされないらしい。体内時計って24.5時間でリズムを刻んじゃうからリセットがうまくかからないとどうしてもズレていっちゃう。

そもそも、人には体内時計を操る器官って大きく分けて2つあって、それが「視交叉上核」と「(消化器など様々な臓器の)末端細胞」。朝の光を浴びることで体内時計はリセットできるんだけど、それは「視交叉上核」だけらしい。だから「末端細胞」までリセットするには、食べて消化器官が働かないといけないみたい。

これ読むたび思うけどなんで24.5時間のリズムを刻んでるんだろう。24時間で刻んでくれたら問題ないのに。不思議でしょうがない。原始時代は地球の自転が遅かったりでもしたのかな、本当なんでなんだろう。

あとは、やっぱり1日3食の人の方が多いから、他の人から浮いてしまう。そして、人と違う事をしていると目をつけられやすい。

ある時、上司に「昼食を食べてないからそんなミスするんじゃない」って嫌味を言われた。「ごはん食べない方が捗るんです」とは言い返せなかった。昼過ぎにうとうとしている上司だったから余計にモヤモヤしてしまった。そもそもミスした私が悪いんだけどね。

あと、休日はどうしても1日1食は難しいことが多い。友達にランチ誘われるとおしゃべりもしたいから行ってしまう。今は感染症とかもあって難しいけど。

食べる時間が変わるのはよくないっていうから中々難しいな、と思ってしまう。

1日3食をやってみて

本を読むまでは基本1日3食だった。朝を抜くということもなかった。朝ごはん食べると目が覚める気がする。メリットとしたら人と同じ食事リズムなので浮くこともない。

実家で暮らしいてる時、朝ごはんを家族みんなで並べてごはんを食べる時にやっぱり幸せを感じた。お昼だって友達とワイワイ交換しながら食べるごはんも幸せで美味しかった。

一緒に過ごしたいと思う相手と共有できる時、ごはんの時間はとても幸せだから、健康云々いったって3食とるのが幸せな気がする。

ただやっぱり昼ごはん食べた後は眠かった。昼ごはんの後にある英語のリスニングの授業はいつも眠気との戦いだった。

結局今は。

結局今は1日2食になった。いや、これだけ1食が良かったって言ってるのになんで、て感じだけど。

やっぱり朝ごはんを食べないとなんか違う、って感じでスタートしてしまう。体内時計のリセットとかそういうのがあるとは思う。でも単純になんか、違うってなる。だから朝ごはんを食べるとそうそうこんな感じ。てなる。

それから、食欲がなくなってきたから、というのもある。1日1食だけだとこの1食で1日分のカロリーとらないと、というプレッシャーもある。あと、食べる量少なくて次の朝昼お腹空いたらどうしよう、という不安もある。

作りすぎて残した夜ごはんを朝食べるようになると、少し気分が楽になった。

そこから私は1日2食になった。

全部試しても、正解なんて分からなかった。また、これから変わる可能性だってある。でも、試しても今のスタイルに落ち着いているので、不安や迷いが減っている。色んな情報を得るのも大事だけど、やっぱり試してみるのが1番自分に納得できる方法な気がする。

ここまで読んでくれてありがとうございました。


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