見出し画像

26皿目 “金沢カレーの源流を知る王者” カレーのチャンピオン|元気の出るカツカレー

取材で日本全国を飛び回っている編集チームの一員・T郎が、旅先で食べたカツカレーをゆるーく紹介していきます。ご当地ものや地元の名物というわけではありませんが、いつも頼んでしまうのがカツカレー。旅先で食べるカツカレーは、旅の開放感が背中を押す「ちょっとした贅沢」であり、旅の続きを楽しむための活力の源なのです。



金沢市民の台所として知られる近江町市場


いつもは行き当たりばったり、風まかせでふらりと立ち寄ったお店でカツカレーとの出会いを楽しむことが多いですが、今回は金沢宿泊ということではじめから決めていました。大好きな「金沢カレー」詣でです。

金沢カレーとは、金沢発祥の、独特の特徴を持つカレーのことで、
その特徴は
・カツカレーがデフォルト
・カツにはソースがかかっている
・ステンレス製の舟型の器
・キャベツの千切りが添えられている
・スプーンではなくフォークで食べる

といったあたりが挙げられるかと思います。カレー好きの方は当然知っていますよね。
僕も金沢カレーは大好きで、首都圏だと「ゴーゴーカレー」に行ったりします。

1961年に「洋食タナカ」としてお店を始めた田中さんが、今につながる金沢カレーの元となるスタイルのカレーを提供し、その後カレー専門店として出店したのが「カレーのチャンピオン」。金沢カレーの元祖と呼ばれることも多く、ぜひいつか行ってみたい! と思っていたのです。


ホテルから歩いてすぐのところにある近江町店へ。金沢市民の台所として知られる近江町市場の中にあります。昼間のにぎわいと比べると、夜はひっそりとしています。


お店には地元の常連客、観光客、外国からのお客さんもいました。金沢カレーの名は方方に轟いているんですね。

金沢カレーの基本スタイルです


食券を買い、待つこと数分。期待通りの「ザ・金沢カレー」が到着。
濃厚なルー、カリっとしたカツ、シャキシャキのキャベツ。店内に貼られたポスターで金沢カレーの歴史を学んだりしながら、伝統の味を満喫。ぺろりと平らげてしまったので、よりカツが大きい「Lカツカレー」にしなかったことを後悔するほどでした。


他にもたくさん金沢カレーの有名店、老舗店があるようなので、機会があればぜひ行ってみたいです。

カレーのチャンピオン
石川県金沢市青草町88番地近江町いちば館地下1階


元気の出るカツカレー」をまとめて読みたい方はこちら↓


この記事が参加している募集

ご当地グルメ