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『わたしの旅ブックス』シリーズ紹介 3

『わたしの旅ブックス』シリーズとは

各分野で活躍する著者が「旅」をテーマに綴る読み物シリーズ『わたしの旅ブックス』は、人生を豊かに彩る旅の魅力と醍醐味を一人でも多くの人に伝えることを目指し、紀行、エッセイ、ノンフィクションなどのジャンルで刊行しています。

これからも様々な著者が多彩な「旅」を綴っていく予定ですが、これまでに刊行したシリーズ、36冊を紹介していきます。


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3回目は、北澤豊雄さんの『ダリエン地峡決死行』から、斎藤潤さん『シニアのための島旅入門』/野田隆さん『今すぐ出かけたくなる魅惑の鉄道旅』/西沢泰生さん『心がワクワクして元気が出る!37の旅の物語』/小林紀晴さん『まばゆい残像 そこに金子光晴がいた』/さくら剛さん『海外旅行なんて二度と行くかボケ!!』までの6冊を紹介します。



『ダリエン地峡決死行』著/北澤豊雄

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コロンビア・パナマ国境の危険すぎるジャングル地帯(ダリエン地峡)の踏破に挑んだ、ある一人の男の冒険ノンフィクション。
第16回開高健ノンフィクション賞最終選考作品!

「ダリエン地峡」と呼ばれるコロンビアとパナマの国境地帯。
過酷な自然環境に加え、反政府ゲリラや麻薬組織の運び屋が往来するなど、世界でもっとも危険な地帯と言われている。その道なき国境を、空路と海路をつかわずに歩いて踏破しようとした一人の男の、足かけ3年間に及ぶ挑戦の記録。なぜ多くの人々がダリエン地峡を越えようとするのか――
知られざる中南米大陸のディープな世界を舞台に展開される、手に汗握る冒険ノンフィクション。

目次
第一章 国境手前でサヨウナラ
第二章 コロンビアという国
第三章 先住民たちの楽園
第四章 パライソ(天国)への招待
第五章 「難民」になった日本人

北澤豊雄
1978年長野県生まれ。ノンフィクション・ライター。帝京大学文学部卒業後、広告制作会社、保険外交員などを経て2007年よりコロンビア共和国へ。同国に関する記事を「ナンバー」「旅行人」「クーリエ・ジャポン」「フットボールチャンネル」などに執筆。2014年より都内在住。本作が第16回開高健ノンフィクション賞の最終選考作となる。



『シニアのための島旅入門』著/斎藤潤

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シニア世代となった島旅の達人が、大人のための島旅を紹介!
島旅歴40年以上の著者が、自らの豊富な経験と知見をもとに島旅の魅力と方法をシニア向けにわかりやすくまとめたのが本書!
島旅の魅力を紹介しながら、旅の準備、現地での歩き方、思い出の記録方法にいたるまで、具体的な旅の技術を紹介。
また、知っていると便利でお得なLCC、船、宿の選び方など、島旅をさらに楽しくするためのヒントもたっぷり掲載!

目次
第一章 島旅の魅力
第二章 島旅のイロハ
第三章 島旅のヒント
第四章 行きたてホヤホヤ島旅旅行
*島旅に関するコラム

斎藤潤
1954年岩手県生まれ。東京大学露文科卒。月刊誌『旅』などの編集に携わった後、フリーランスライターに。島、食、自然、農林水産業などをテーマに全国を巡り、膨大な取材量と独自の感性を生かした執筆活動に定評がある。島に関しては、南鳥島以外の日本の有人離島を全て踏破している。主な著書に『日本《島旅》紀行』『沖縄・奄美《島旅》紀行』『旬の魚を食べ歩く』(以上、光文社新書)、『絶対に行きたい!日本の島』(ビジュアルだいわ文庫)、『瀬戸内海島旅入門』(マイナビ出版)などがある。



『今すぐ出かけたくなる魅惑の鉄道旅』著/野田隆

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車窓に心をゆだねれば、懐かしい旅の原風景に出会える。
「乗りテツ」の達人が本当に感動し、満足し、愉しむことができた40の鉄道旅行を厳選紹介!
半世紀以上、国内外様々な列車を乗りつくしてきた著者が、本当におすすめしたい選りすぐりの鉄道旅行を、特急列車、観光列車、ローカル線、SL列車に分けて厳選紹介。のんびり車窓を眺める旅から、近年人気の観光列車の愉しみ方にいたるまで、豊富な写真と地図とともに綴る。鉄道好きも、そうでない人も、読めば今すぐ鉄道旅行に出掛けたくなる一冊!

目次

はじめに

I いつもとは少し違う列車に乗って
———特急列車の旅
特急列車の魅力
1)スーパーあずさ——快適車両で信濃路を行く
2)白いかもめ——普通車とグリーン車 乗り比べの旅
3)500系新幹線——懐かしの新幹線で山陰本線のんびり旅行
4)特急「踊り子号」——気軽な日帰り温泉旅
5)小田急ロマンスカー——休日の日帰り定番旅行を楽しむ
6)新型特急リバティ——新車両に乗って由緒ある地を訪ねる
7)新型特急Laview——個性的なフォルムと贅沢なリビングのような空間
8)近鉄の汎用特急——汎用特急で歴史ある町を走りゆく
9)特急スノーモンキー——冬の信濃路を快適に走る旅
10)臨時座席指定列車「Mt.TAKAO号」——行楽地で楽しんだあとはのんびりと

Ⅱ 優雅で愉快な特別列車に乗って
———観光列車の旅
観光列車の魅力
11)「或る列車」で行く大村線・長崎本線の旅
12)しなの鉄道の観光列車「ろくもん」
13)「リゾートしらかみ」冬景色
14) 愉快なポケモントレインの旅
15) JR日光線「いろは」のミニトリップ

Ⅲ 時間がゆっくり流れる列車に乗って
———ローカル線の旅
ローカル線の魅力(JR)
16) 函館本線砂原支線——のんびりゆっくり回り道で函館へ
17)根室本線——富良野へ、代行バス区間で思わぬ発見
18)小海線——知られざる駅巡り〜松原湖駅&佐久広瀬駅
19)名松線——おかえりなさい、名松線
20)桜井線——ネーミングに納得! 万葉まほろば線
21)山陰本線——ローカル列車で乗りテツを満喫
22)姫新線/芸備線——35分の旅程を丸一日かけた酔狂な旅
23)因美線——雨にけぶるJR因美線の旅
24) 岩徳線——懐かしいタラコ色の車両、JR岩徳線ゆったりローカル旅
25) 阿佐海岸鉄道——四国みぎした紀行
26)鹿児島本線——筑豊エリアの路線乗りつぶしと日田彦山線
27)筑肥線——ローカル区間と都市近郊区間を併せ持つJR筑肥線の旅
ローカル線の魅力(私鉄/第三セクター)
28)三陸鉄道——8年ぶりの復活、三陸鉄道初乗車
29)由利高原鉄道——心温まる由利高原鉄道の旅
30)湘南モノレール——風光明媚な湘南をめぐる小さな旅
31)上田電鉄——別所温泉へ、上田電鉄の旅
32)大井川鐵道——大井川上流の秘境を行くミニ列車の旅
33)静岡鉄道——「ちびまる子ちゃん」と新型電車
34)長良川鉄道——川沿いの絶景路線、長良川鉄道の旅
35)樽見鉄道——岐阜県内のもうひとつの絶景路線
36)島原鉄道——幸せの黄色い列車に乗って
37)松浦鉄道——住む人と文化に触れた佐世保旅

Ⅳ なつかしい時間旅行を楽しむ列車に乗って
———SL列車
SL列車の魅力
38)SLやまぐち号——新しくなった「SLやまぐち号」の旅
39)SLばんえつ号——撮っても乗っても楽しい「SLばんえつ物語」
40)SL大樹——SL大樹のミニ汽車旅

あとがき

野田隆
1952年愛知県生まれ。早稲田大学大学院修了(国際法)。都立高校に勤務のかたわら、ヨーロッパや日本の鉄道旅行を中心とした著作を発表、2010年退職後は、フリーの鉄道作家として活動。日本旅行作家協会理事。主な著書に『にっぽん鉄道100景』『シニア鉄道旅行のすすめ』(平凡社新書)『テツに学ぶ楽しい鉄道入門』(ポプラ新書)などがある。



『心がワクワクして元気が出る!37の旅の物語』著/西沢泰生

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伝説のクイズ王がおくる、旅に出た時のような元気がわいてくる37の旅の物語と18の名言。
旅の神様はいつでも大切なことを教えてくれる―
旅にまつわる「元気になる話」「わくわくする話」「ほっとする話」が満載!
ちょっと疲れて元気がほしい時、リフレッシュに出かけたいけど忙しい時。
本書を読めば、まるで本当に旅に出た時のような「心の洗濯」ができます。
きっと、明日をがんばれる元気の素が、心にあふれてくるはずです。

目次
第1章:心が元気になる旅の話
第2章:心があたたまる旅の話
第3章:旅にまつわる よもやま物語
第4章:旅を演出してくれるプロたちのシビれる話
第5章:アメリカ横断ウルトラクイズの旅

西沢泰生
1962年、神奈川県生まれ。 子どもの頃からの読書好き。「アタック25」「クイズタイムショック」などのクイズ番組に出演し優勝。「第10回アメリカ横断ウルトラクイズ」ではニューヨークまで進み準優勝を果たす。就職後は、約20年間、社内報の編集を担当。その間、社長秘書も兼任。 主な著書:『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)/『夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語』『伝説のクイズ王も驚いた予想を超えてくる雑学の本』(三笠書房)/『大切なことに気づかせてくれる33の物語と90の名言』『コーヒーと楽しむ 心が「ホッと」温まる50の物語』(PHP文庫)/『朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100』(かんき出版)/『仕事に効く! ビジネスをハピネスに変える考え方のコツ』『「読むだけで売れる」魔法の物語』(産業編集センター)他。

Kindle版はこちら↓



『まばゆい残像 そこに金子光晴がいた』著/小林紀晴

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詩人・金子光晴に導かれて旅をした若き日々。
今も残る鮮烈な旅の残像を拾い集め、新たな紀行として書き下ろしたフォトエッセイ。
若い頃、詩人・金子光晴の放浪の旅を道標に、アジアを中心に世界を旅した著者。30年の時を経た今でもなお鮮烈な記憶として残るそれらの旅を振り返り、新たな紀行として書き下ろしたフォトエッセイ。当時撮影した写真の中から著者が新たにセレクトした写真を掲載、さらに金子光晴の詩文も併載。金子光晴と小林紀晴。二つの魂が交信する旅の中で、著者が見つけたものとは何だったのか。写真家・小林紀晴の原点ともいえる旅がここにある。

目次
Ⅰ  二三歳 東京発、マレー行き
Ⅱ 二六歳 上海
Ⅲ 三〇歳 バトパハ
Ⅳ 洗面器のなかの
Ⅴ 三二歳 ニューヨーク、パリ
Ⅵ 南方詩集
Ⅶ 五〇歳 再びのアジア

小林紀晴
1968年長野県生まれ。写真家・作家。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業後、新聞社カメラマンを経て1991年に独立。1995年、アジアを旅する日本人の若者たちの姿を写真と文章で描いた『ASIAN JAPANESE』でデビュー。1997年『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞。2013年、写真展「遠くから来た舟」で林忠彦賞受賞。著書は『愛のかたち』(河出文庫)、『見知らぬ記憶』(平凡社)など多数。最新写真集に『孵化する夜の鳴き声』(赤々舎)がある。



『海外旅行なんて二度と行くかボケ!!』著/さくら剛

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大人気6流旅作家・さくら剛、7年ぶりとなる旅の本のテーマは「旅のトラブル対処法」。
バックパッカーとして大失敗経験豊富な著者が、自らの経験をもとに“一人旅で出くわす、よくあるトラブル"を語る抱腹絶倒の旅行記。
・海外でのお宅訪問……おもてなしの料理が地獄の不味さだったらどう切り抜ける!?
・タンザニアで意に反して変態行為を働いてしまった時の切り抜け方は!?
・北朝鮮では監視スタッフのウソとどうつき合えばいい!?
これまで旅した世界各国と、新たに旅した北朝鮮で遭遇したトラブルから厳選した極上の体験を語りつくす‼

目次
はじめに
1:旅先での病気は地獄① 〈アメリカ〉
2:旅先での病気は地獄② 〈アメリカ〉
3:安宿とトイレのトラブル 〈タンザニア・ジンバブエ〉
4:現地人との交流(冬) 〈パキスタン〉
5:現地人との交流(夏) 〈バングラデシュ〉
6:動物のトラブル 〈トルコ・ペルー〉
7:勝手に出て来るガイド 〈タンザニア〉
8:善のガイド、悪のガイド 〈パキスタン〉
9:ビザと国境越え 〈イラン〉
10:必要なウソとのつき合い方① 〈北朝鮮〉
11:必要なウソとのつき合い方② 〈北朝鮮〉

さくら剛
1976年静岡県浜松市生まれの作家。デビュー作の『インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも』(アルファポリス)が10万部を超えるベストセラーに。 以降、『東南アジアなんて二度と行くかボケッ! ……でもまた行きたいかも。』 『中国なんて二度と行くかボケ!……でもまた行きたいかも。』『三国志男』(幻冬舎)、 『世界のニュースなんてテレビだけでわかるか! ボケ! ! 』(いろは出版)など著作多数。 相対性理論など科学の世界を解説した『感じる科学』(サンクチュアリ出版)は、 理研創立100周年を記念した「科学道100冊」に選ばれるなど高い評価を得ている。Podcast番組「さくら通信」は10万人を超えるリスナーを集める。

Kindle版はこちら↓