夏の自由研究を考える:お昼ご飯作り

自分で作ったお弁当をもって神社で食べようと言うことになった。
「お母さんに手伝ってもらったらだめだよ」という約束で。

小学4年生と6年生のお姉さん達に遊んでもらえるのが嬉しかった。日曜日のお昼ご飯が楽しみだ。小学2年生の私はお母さんみたいにいろいろ作れないけれど、約束は約束。自分だけで作れるものを考えた。

当日の朝、ご飯に塩こんぶと梅干を入れて不恰好なおにぎりを作った。魚肉ソーセージをフライパンで炒めたら、片側がちょっと焦げた。卵焼きは崩れて炒り卵に。白、ピンク、黄色。彩りは悪いけれど、なんとかお弁当箱に詰め込んだ。生まれて初めて作ったお弁当。なんだか嬉しくてワクワクした。

残念ながら雨になってしまい、6年生のお姉さんの家で食べることに。少し遊んでからお昼ご飯になった。みんないっせいにお弁当箱のふたを開けたら、お母さんに手伝ってもらわずに作ったお弁当はひとつだけ。みんなのお弁当は綺麗で彩りもよく美味しそうだった。そんな中、小学2年生が作った見栄えが悪いお弁当は霞んで見えた。

と、思っていたけれど、初めて作ったお弁当が不味かったという記憶はない。具が入ったおにぎりにした時点で、美味しい確定!おかずがなくても大丈夫だし失敗も少ない。台所に立つ母の横でずっと見ていた間に学習していた。今思えば、意外と器用な小学2年生だったのかもしれない。

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毎日の食事作りが大変なうえ、子供達が夏休み中は3食になり休む暇なく日々追われると聞く。だとしたら、ランチは思い切って子供に任せる日があってもいいのではないかと思った。ご飯が炊けるようになったらおにぎり作りに挑戦。具を変えたり、形を変えてみたり。のり弁だっていい。白米が炊ければ、次は炊き込みご飯にチャレンジとレベルアップも可能というだけでなく研究結果も味わえて一石二鳥。あなたもランチを作らなくてよくなって、おまけに食育もできる。

みんなでハッピーにな~れ!


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