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見立て8型講座

先月、通年でオンライン受講していた、対人援助職向けカウンセリング講座の"特別編"に参加するため、東京へ行ってきました。

県外へ出るのは #3年ぶり !!!

カウンセリングを行う精神科医高橋和巳先生の「見立て8型講座」は、

傾聴によるカウンセリングで

・脳機能障害のある・なし (B軸; Brain function)
 ー統合失調症、認知症、高次機能障害、「軽度」知的能力障害、ASD

・愛着関係成立のある・なし (A軸; Attachment)
 ー愛着否認、著しい愛着制限

・定型心理発達のある・なし (C軸; life Cycle)
 ー思春期を越えられず学童期の心理状態のまま成人になっている 

を見立てます。

見立てがきちんと立つことで、物事は解決に向けて舵を切れることを学びました。

・愛着障害による不適応に鬱病の薬は効かない(カウンセリングを行う)

・愛着障害による不適応に発達障害の薬は効かない(親のカウンセリング・環境調整を行う)

・「軽度」知的能力障害による不適応にカウンセリングは効かない(環境調整を行う)

”愛着” はお母さんからしかもらえない、この世界への招待状、とでも言えるでしょうか。

「自分はここに居ていいのだ」

「おいしくてあったかいご飯を、大好きな人たちと食べるために生きているのだ」

と躊躇なく感じられる育ち方。

セミナーの終盤、先生が

「すべての悩みは愛着の否認、愛着の制限からきていて、回復はその否認や制限が解けること」
(否認~制限はスペクトラム)

とおっしゃっていました。

たしかに、お子さんに関するお悩みが消え、親子関係が改善されていく方に共通しているのはこの「解けた」感!


「親が心に我慢をかかえていると、自分に厳しくなります。いつも自分を抑えて頑張らないといけないので、甘える自分を許さず、努力が足りない自分を責めるからです。厳しい規律を自分に課しているのです。厳しい規律は心の辛さの結果です。 

母親が厳しい規律を持っていると、大切な子どもに生きる大変さを教えようとして、自分の規律で子どもをしつけようとします。その結果、子どもの気持ちよりも躾が優先されてしまい、イヤイヤ期は激しくなります。」

(第二章 親に決められたことから自由になる試み「イヤイヤ期」ー子は親から自由になろうとし、同時に親の心の傷を治そうとする(3)イヤイヤ期で子は親の苦しみ「愛着の否認」を修正しようとする) 

高橋和巳著『親は選べないが、人生は選べる』 https://a.r10.to/hu3XcV

今週の日曜日1月15日、今年度の講座スタートです。
https://hcm-seminar.net/

#モンテッソーリ #愛着理論 #イヤイヤ期
#赤ちゃんのいる暮らし #子どものいる暮らし
#子育て #子育てママ
#子育て奮闘中
#読者 #本好き

ちなみに私の自己診断は、母方祖母が統合失調症型障害→母が愛着(+)の被虐→私が被虐二世。 被虐二世は 問題になる #反抗期 を過ごしがちらしいです、、、

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