20年間の子育てで最も大切にした【満足】とは?
こんにちは!
母がモンテッソーリ教育の教員
私と二人の娘たちは共にモンテ育ち
親子3代モンテッソーリのモンテママちいです。
皆さんが、子育てで最も大切にしていることはなんですか?
私は子供の「満足」をとても大切にしてきました。
0歳の娘がお風呂でふと気がついたこと
今月21歳になる長女が0歳の頃の話です。
私と一緒にお風呂に入っていた時に、大きなビー玉で遊んでいました。握ると娘の手いっぱいになるくらいの大きいビー玉です。
洗い場に座って遊んでいた娘の手から
ふと離れたビー玉が、転がってぐるっと1周。
排水溝に続く溝にガタンと落ちて、排水溝で止まりました。
じーっと見つめていた娘はビー玉を拾い、
今度は自分でビー玉を落としました。
そしたらまた同じルートを転がって
ガタンと落ちて止まりました。
それから。
娘は何度も何度も何度も同じことを繰り返しました。30分はやってましたね。
冷えないように気遣いながら
娘が「やり切った」「満足した」と思うまで
付き合いました。
こどもが何かをやってみたい時
赤ちゃん〜幼児〜こどもになっていくまでは特に、脳も筋肉もどんどん発達します。
その過程、過程で発達したい感覚や筋肉があるんですね。
加えて子供は「秩序」がとっても大好き。
ビーズを規則的に通してはほどいて
また違う規則で通したり(赤白赤白、赤赤白白など)
男の子なら車を部屋から部屋まで1列に並べたがったりします。
使いたい感覚や筋肉を秩序の中で使って、
やり切ったと感じたいんです。
大人もやりたいことをやりたいだけやれたら
満足して気持ちいいですよね♪
発達が伴う子供は何倍も気持ちがいいんです!
子供が満足するとどうなるか
やりたいことをやりたいだけやり
発達させたい脳や筋肉を発達させ
満足した子供たちは
文字通り
満ち足りています。
モンテッソーリ教育を受けた子供たちの特徴として、情緒の安定というのが頻繁に言われます。
それは、いつも満ち足りている。
いつも満足しているというところから来ています。
満足した子は気持ちよく次のステップへ進んでいき、また新しいことを満足するまでやりたがります。ステップアップがとてもスムーズです。
満足を重ねてきた子供たちが大きくなるとどうなるか
こうして満足を重ねてきた子供たちが大きくなると、自らやりたいことを満足するまでやるようになります。
どんな風に頭や筋肉を使えば満足していけるか、感覚が身についているんですね。
自分で自分を満たせると気持ちも安定して
幸せに過ごせます。
塾なし医学部受験チャレンジ中の次女は
小さい頃から、数や人体や宇宙という秩序の美しさに惹かれていました。
望遠鏡で夜中まで星を観察したり
(観察中に唐揚げ差し入れたり笑)
その知識にチャレンジしたくて宇宙検定うけたり、お年玉で月の土地を買ったり(笑)
まあああ、満足するまで夢中になりましたね!
数も人体もその調子で
塾なし医学部受験チャレンジなどと
銘打っていますが
要はただの夢中と満足の延長なんです。
子供が満足するために親ができること
観察・満足・自立は
モンテッソーリ教育のとっても大きな
大切なエッセンスです。
子供が何に興味があるのかな?
今何が発達してるんだろう?
そんな視点で子供を観察していると
冒頭のように子供がビー玉を転がしてみた瞬間
「おっ、きたきた♪」って感じで
気がつくことができます。
あとは
・邪魔しないことと
・環境を整えてあげること
・助言は五感を妨げないようにしてあげること
の3点のみです。
☆五感を邪魔しない助言の仕方はこちらの記事をぜひご覧下さい♪
↓↓↓
冷えるから早くあがりなさい!ではなく
冷えないように環境を整え満足させてあげること。
あとは自分でそれを繰り返しどんどん自立していきます♡
子供も親もハッピーですよね♪
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