モンブラン

還暦過ぎて、いろいろ失いはじめたおっさん。 最近は、聴力を失ってしまいました。 都会に…

モンブラン

還暦過ぎて、いろいろ失いはじめたおっさん。 最近は、聴力を失ってしまいました。 都会にUターン、変わり果てた故郷に驚く日々。 投稿内容は、あとからいろいろイジるかもしれません、 だってnoteだから。

最近の記事

カラスくん 君は今、鳴いているのかいないのか? 僕にはわからなくなってしまったけれど 君の鳴き声は、まだしっかり覚えているよ

    • 鎮守の森からふと空を見上げると 白いお月さんがひっそりと

      • 病院の待ち時間 木漏れ日が差すデッキでひとやすみ 空いたテーブルを見つけて座ると お行儀良く並んでいた帽子達 なんだか厳かな雰囲気 久々だね、ご対面するのは 11月がはじまったというのに 秋深まる雰囲気でもないこの陽気 それでも秋は進んでいるよと 帽子達がおしえてくれた

        • 補聴器をやめた件

           補聴器には、10年以上お世話になっていたけど、夏が始まる前に補聴器を装着するのをやめた。もう、必要無いというか、私の耳が補聴器の力を借りても音を聴き取ることができなくなってしまったから。  今年の春頃までは、言葉の理解は無理にしても、人の声はきこえていたし、誰の声かもわかっていた。外出のときは、救急車のサイレンとかがきこえるので、補聴器は使い続けてはいた。  しかし、夏が近づくにつれ、自分でもきこえが悪くなっていることを感じるようになっていた。  最終的に私がお世話に

        カラスくん 君は今、鳴いているのかいないのか? 僕にはわからなくなってしまったけれど 君の鳴き声は、まだしっかり覚えているよ

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        • 補聴器をやめた件

          夕暮れ前の雲が一段と輝くひとときがスキ

          夕暮れ前の雲が一段と輝くひとときがスキ

          陽は昇り陽は沈む

           頭の中は石臼からなる円盤の地球ゴマが常に回転している。耳はもう聞こえないのに、南太平洋上に台風が発生したりすると、驚愕的なボリュームの無料BGMが長時間鳴り響く。  石臼から発せられるヘビメタ重低音が、脊髄を貫き、尾骶骨まで震わせているかのように感じてしまうこともある。迫力満点。  この石臼地球ゴマは、長期にわたり回転し続けてきたので、最近、軸がブレはじめ、それにつられて、頭自体がブレることが増えた。酒飲んでる訳ではないのに・・・。  顔の半分は、神経が麻痺していて、

          陽は昇り陽は沈む

          高原の朝風呂を大切に

           春の盛りを過ぎたころから、朝風呂に入るようになった。寝汗を多くかくようになったこともあるけど、今日という一日を清らかに始めたいと思ったことが一番の理由だと思う。  夏至に近づいてくると、夜が明けるのも早い。まだ世間の多くが眠りから覚めない時間に、まだ世間の多くが動き始める前に、身体を洗い、浴槽に入り、深呼吸するときが、そして、最後の水浴びのときが、至福の時間。  今、この空間でのこの時間、とてもありがたいと思う。  いつの頃からか、この朝風呂タイムを、「高原の朝風呂」

          高原の朝風呂を大切に

          病院に8時かんづめ帰り道 梅雨入り前の青空 白半月

          病院に8時かんづめ帰り道 梅雨入り前の青空 白半月

          失聴し silentの世界に包まれると思いきや 脳内音楽 朝から晩まで

          失聴し silentの世界に包まれると思いきや 脳内音楽 朝から晩まで

          ポジティブに「諦める」

          「諦める」の本来の意味は、「明らかにする、詳(つまび)らかにする」ということ。「諦める」時は、明らかになった事実をしかと認識し、納得してポジティブに受け入れるようにしたい。 以前、ネットフレンドに教えてもらい、自分でも調べたことがあるのだが・・・、 今は、「諦める」という言葉は、主に「仕方がないけど途中で投げ出す、未練を残しつつやめる」という、ネガティブな意味で使われている。 しかし、言葉の源を辿ると、「詳(つまび)らかにする、真実やありさまを明らかにする、丸裸にする」

          ポジティブに「諦める」

          街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ・・・

          突然始まった歌番組で、「ルージュの伝言」を若きユーミンが歌っている。記憶を頼りに小声で歌いはじめるも、サビの最後のメロディーを忘れていて歌えない。難聴者の嘆きとこれから。 視たいと思っていた番組が始まる直前にテレビのスイッチを入れると、その番組が丁度終わったところだった。相変わらずのおバカさん。 まだ気持ちが追いつかず、チャンネルをそのままにしていたら、昭和を振り返る歌番組が始まった。 トップバッターは、ユーミン。松任谷由実ではなく、新井由実。 懐かしいではないか・・・

          街はDing-Dong 遠ざかってゆくわ・・・

          悩みとはそういうものじゃ

          「鎌倉殿の13人」の歩き巫女のセリフが今も心に残っている これだけは言っておくよ。 おまえの悩みは、どんなものであっても、それはおまえ1人の悩みではない。遥か昔から、同じことで悩んできた者がいることを、忘れるな。 この先も、おまえと同じことで悩む者がいることを、忘れるな。 悩みというのは、そういうものじゃ。 おまえ1人ではないんだ。 決して。 気が晴れたか。 老いた歩き巫女が、若き実朝に発した言葉。 そう、そうなんだ。 「悩みとはそういうものじゃ」。 追記:演じている女

          悩みとはそういうものじゃ