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【モノグサPdMシリーズ vol.7】1人目Designerとして見た景色、Product Managerとして見たい景色

こんにちは!
2024年1月にDesignerからProduct Managerに社内転職しました、moyoです。

Monoxer Product Manager note シリーズ第7段として、1人目Designerとして入社してからの5年間の道のりと、Product Managerになって見えてきた景色についてお伝えできればと思います。


2017年末、6人目の社員としてジョイン

新卒から2年弱勤めたクライアントワークの会社を退職し、2017年末にモノグサ社にジョインしました。何で見つけたのか?というと、リファラルです。大学時代の先輩のご紹介で、前職在職中に副業で関わらせていただいていました。

スタートアップの1人目Designer、しかも社員6人目という状況に物怖じしつつも、創業者2名と他3名の社員の人柄の良さと優秀さに惹かれ腹を括りました。当時も思っていましたが、むしろ新卒2年目のペーペーを受け入れた会社側の懐の深さというか...度胸にびっくりです。

副業時は会社ロゴやアプリUIを制作していました

1人目Designerだから見えた景色

2018年2月に正式に入社し、2023年12月までDesignerとして働いていました。「何に取り組んできましたか?」と聞かれると、1人目Designerなので最初の2年は全部です。顧客向けのチラシからWEB管理画面UI、アプリUI、時にはカスタマーサポートとしてお問い合わせ対応もしました。特に会社が15名を越えるまでは、全員が職種の垣根を乗り越えて「今やらねばまずいこと」に集中する場面が多かったです。

CTO、人事とひたすら採用を頑張り2人目Designerが入社されてからは、その方と二人三脚でチームを作ってきました。入社時の自分が新卒2年目だったこともあり「自分より優秀なDesignerを採用する」という信念だけはずっとぶらさずやってきた結果が今日のDesign teamであると、それだけは自信を持って言えます。私はのび太くんでした。

Digital Product Designerはプロダクトにどう貢献できるのか

直近2-3年は、主に採用とWEB管理画面の体験設計・UI制作を担当していました。
モノグサのメインのビジネスモデルはSaaSで、顧客の大半は塾や学校です。生徒さんたちはアプリを利用し、先生方はWEB管理画面を利用して生徒さんたちの記憶データを管理します。

本当に様々な機能の開発に関わらせていただき、Product ManagerやSoftware Engineer、QA、Business memberの皆様と一緒に価値をユーザーに届けるべく奔走してきました。しかし「本当に顧客が必要だったものを届けられたのか?」と聞かれると、「常にそうだった」とはとても答えられません。開発当初はそうだったが時間と共にそうではなくなった、なんてこともたくさんあります。

事業会社のDigital Product Designerはプロダクトにどう貢献できるのか。
その問いへの答えは「ユーザーにとってのベストを探求し、ユーザーのフィードバックに耳を傾け続ける」というDesignerの基本的な素養に立ち戻るように思います。
自分はそれができていたのかというと、おそらく50点くらいでした。

Product Managerへの異動願い

ManagerにProduct Managerへの異動を打診したのは2023年11月頃でした。 端的に言うと興味の対象が「ユーザーとデザイン」から「ユーザーとプロダクトと会社」に変わったからです。

入社2年目あたりまではDesignに関係あるもの全てをなんとかすることに必死でしたが、Designerが増えるにつれみんなの興味外をやることにやりがいを感じていた時期がありました。かっこよくいうとDesign Ops的な仕事です。もちろん体験設計やUI制作も担当していましたが、自分が本当にやりたいことなのかと問われると確信が持てていませんでした。

その頃にハマり出したのが、SQLを用いた分析とインタビューの掛け合わせです。数字と言葉からユーザーの行動を明らかにし、課題を特定する過程は知的好奇心を十二分に満たしてくれました。それを繰り返すうちに徐々に興味は「プロダクトとして今何を優先すべきか」「プロダクトにおける各職種の役割とは」「ビジネスとユーザーの満足度の関係とは」にどんどん広がっていき....。

もうDesignそのものに注力したい気持ちがあまりないなと気づいた頃、偶然Managerから「前職ではmoyoさんみたいな仕事の仕方でProduct Managerだった人いましたよ」と言われ。
おお!なるほど!そう言う道もあるのか!と知り、斯斯然然社内転職が決まりました。

Product Managerから見える景色、これから見たい景色

現在はProduct ManagerとしてWEB管理画面のある領域を担当しています。Designerとして担当していた領域と同じなので仕様面の勝手はわかりますが、様々な職種との議論や計画立案などでリーダーシップを取るべき場面が増え、日々奮闘しています。

ある本に「優秀なProduct Managerでも計画成功打率は50%程度」と書いてあったので、少しでも打率を上げて顧客・ユーザーに価値を届けられるようにチームで頑張っていきます💪
Monoxerを通して顧客・ユーザーの人生にポジティブな変化を起こせたら最高です。

事業会社Designer のキャリア選択肢としてのProduct Manager

まだ3ヶ月なのでなんとも言えませんが、事業会社Designerのキャリア選択肢としてProduct Managerは確かにありだなと思います。必須スキルであるBusiness, Technology, UXのうち1つに強みがある状態で走り出せるので、経験と勉強の積み方次第でスキルを伸ばす余地は多分にありそうです。

おまけ:異動直後に読んでよかった本

何せUX以外の知識が乏しいので、まずはネットのおすすめ本を読み漁りました。20-30冊読んだ中で特に勉強になった本を紹介します。DesignerからProduct Managerを目指す方には参考になるのではないか...と思います。

各職種採用中です!もちろんProduct Managerもポジション空いておりますので、是非採用サイトからご連絡ください👍

モノグサPdMシリーズの以前の記事は以下のリンクから閲覧することができます。

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