もどかしさを受けいれ進むのが一番の近道なのかもしれない

人と同じでは埋もれる、というのは正しい。その人だからこその「味」がないと飽きられるし、似たようなものはたくさんあるから目移りされても仕方ない。それなら、どうやって自分らしさを出していく?簡単なようで果てしなく難易度の高い壁はすぐそばにあり、むしろ構えられている。それに立ち向かう根性と覚悟がない私は、今ある仕事をこなしていくので精いっぱい。

きっといつか、いや、残り少ない今年中にその壁に立ち向かえたら……後々自分を褒めることができるだろう。やる気スイッチを地面にめり込ませる勢いで押し、リミッターを外せばなんとかなるのは分かっている。だけど、そんな状態をキープし続けるのはとうてい無理な話だ。火事場の馬鹿力は火事場だから出るのである(みんな知ってる~!)

「不安だけどやってみようかな」
「新しい世界……楽しそう!!」

など、ポジティブさが根っこにあるのと

「やばい働かなきゃ……」
「もっともっと頑張らなきゃ……」

といった追い詰められた感満載の状態では、確実に着地する場所が違う。私は絶対に自滅するし、webライターという仕事を放りだしてしまうこと間違いない。

焦りは禁物とはよく言ったもの。生きるためには働かなければならないが、常に追われていると上手くいっていたものにも躓くようになってしまうだろう。それを防ぐには、それぞれのペースで、少しずつキャパを広げていくのがなにより大切。だから私は、他のライターさんの動向を気にしすぎないようにしている。そうやって自分のペースで仕事を探し、新規案件を掴みとり長く続けていきたいと思う。

とりあえず、こうして文章を書くことが嫌いになっていない自分にホッとする。切羽詰まって「もう1文字も書きたくない!ムリ!!あー!」となることが多々あるものの、それを乗り越えての今なのだ。人よりゆっくりでも実績は残せているのは事実。カメかカタツムリに近いスピードでもいい。「兼業」でなく「本業」としてwebライターを名乗れたらいいな、そう感じている今日この頃……。

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