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⼦育てサポート企業として「くるみん認定」を取得しました

モノタロウはこの度、「⼦育てサポート企業」として、厚⽣労働大臣より「くるみん」2023年の認定を受けました。

昨年2022年3月に「えるぼし 3つ星認定」を取得し、※MSCI日本株女性活躍指数 (WIN)の構成銘柄にも選定されましたが、「仕事」と「子育て」の両立支援のための職場環境が整っている企業として「くるみん」という形で認定をいただけたこと、嬉しく思います。

今回のブログ記事では、モノタロウの仕事と育児の両立支援の取り組みについて、ご紹介していきます。

※「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」は、米国のMSCI 社が開発したESG指数であり、企業における女性の雇用・昇進などのデータやダイバーシティの取り組みなど性別多様性に関する開示情報をもとに優れた企業が選定されます。同指数は、企業の ESGの取り組みを注視する世界の投資家から重要な投資判断基準として活用されています。

参照:MSCI日本株女性活躍指数 (WIN)
https://www.msci.com/msci-japan-empowering-women-index-jp


くるみんとは 

次世代育成⽀援対策推進法に基づき、⼀般事業主⾏動計画を策定した企業のうち、計画に定めた⽬標を達成し、⼀定の基準を満たした企業は、申請を⾏うことによって「⼦育てサポート企業」として、厚⽣労働⼤⾂の認定(くるみん認定)を 受けることができます。
この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。 

主な認定基準は以下のようになっています。
  
<主な認定基準>

  • 計画期間において女性の育児休業等取得率が70%以上である事

  • 計画期間において男性の育児休業等の取得者がいる事

  • 3 歳からの小学校就学前の子供を育てる従業員について、「所定労働時間の短縮措置または始業時刻変更等の措置に準ずる制度」を講じていること 等

出典:厚生労働省ホームページ
(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/kurumin/index.htm)

モノタロウが取り組む⼦育てサポートの取組み

モノタロウでは、さまざまなライフイベントと仕事の両立に取り組む社員の選択肢やサポートを増やし、社員が主体的にキャリアや人生をデザインし、より前向きに生きるサポートをすることをミッションの一つに掲げ、男女ともに全ての従業員が活躍できる環境および仕事と子育ての両立ができる雇用環境の整備を推進しています。

制度や取り組みの⼀例 

※法令で定められているものも含めて、育児をしながら働きやすい体制とは何かを考えながら、制度導入を含めて取り組みを進めています。

  • 時差出勤制度 
    妊娠中または育児介護の必要性がある場合、通院や公的機関への所用がある場合などに、出退勤の時間をずらして勤務することができます。

  • 育児休業制度 
    産後休暇終了日の翌日から子どもの1歳の誕生日まで取得することができます。
    近年は男性の育児休業の活用に関しても年々活発になっており、 男性の育休取得者の割合は年々増えています。

  • 出産祝⾦ 
    子どもが生まれた社員に対し、出産祝金として一子あたり10,000円を贈与しています。

  • 配偶者出産休暇制度 
    配偶者の出産にあわせて休暇を取得できます。

  • 時間単位有休制度 
    子供の学校行事への参加や役所への立ち寄り・通院等、さまざまな事情に応じて、時間単位で有給休暇を取得できます。

  • 看護休暇制度の利⽤ 
    小学校就学前のお子さんを養育する方向に、病気や怪我をした子の看護のために休暇を取得できます。

  • 不妊治療と仕事の両⽴⽀援セミナーの開催 
    不妊治療に向き合う社員をサポートするにあたり、不妊治療と仕事の両立支援について理解を深めるセミナーを開催しました。

  • 産休・育休 ガイドブック 
    各種申請書の一覧と説明や書き方見本、休暇の取り方などの詳細をガイドブックとして社内ポータルサイトに掲載しています。

2023年に設立した新制度

  • フレックスタイム制度
    従来の育児・介護に加え、「不妊治療や病気・けがによる治療」を理由として、出退勤の時間をフレキシブルに変更することができます。

  • 短時間勤務制度
    従来の育児に加え、「介護、不妊治療や病気・けがによる治療」を理由として、短時間の勤務に調整することができます。

  • ファミリーサポート休職
    仕事と家庭の両⽴⽀援を⽬的として、「育児、介護、不妊治療」を理由として休職が認められます。

  • 積⽴有給休暇 
    「育児や介護、不妊治療、病気・けがによる治療」を対象に新設しました。不妊治療や中長期にわたり治療が必要な持病、育児、介護の際に利用できます。 

※各制度、利⽤に際しては各種条件、上限あり

上記の他、⼦育て中とこれから出産・育児を考えている従業員が有志で実施している「⼦育て座談会」や、社内SNSツールでは「⼦育て雑談チャンネル」が開設され、男⼥を問わず「仕事と⼦育ての両⽴」への不安や困った時の対応法など 、お互いのナレッジ共有を促進する取組みも推進しています。 

筆者も子どもを育てながら、現在時短・フレックス勤務で働いていますが、こういった制度が整っていくことで、社内でもさらに出産・育児といったライフイベントに対する理解が高まり、より子育てをしながら働きやすくなっているように感じています。

今後もモノタロウでは、女性の活躍は勿論、男女ともに全ての従業員が安心して働ける環境の整備を続けていきます。

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