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少年少女よ!生きろ!!!

夏休み明けは子供の自殺者が多いと聞く。
きっと思春期の悩みがあるだろう。

そんな君に僕の友人の話をしよう。
彼はトラブルによく巻き込まれる。
境遇も決して良くない。

家庭では兄から暴力を受けていた。
それもDVと言って差し支えないほどに。
当時は格闘技ブームでよく殴る蹴るを受けていたという。
そんな彼は殴られたり蹴られたりすることが平気になる。
自分から喧嘩を売ったりはしないが、
売られた喧嘩は買う。
どれも負け知らず、相手の攻撃が効かないのだから当然だろう。

家庭的に親関係の金銭のトラブルもあった。
彼の父が人の話を聞く耳を持たないのだ。
彼はいろいろな方法を試みた。
父と話をするのに、資料を作り、数字の話もした。
しかしどれも聞き入れてもらえず、
彼の父は事業に失敗する。
彼は父の失敗を被る結果となり、
かなりの痛手を受けた。
その後、彼は自分の失敗(ダニングクルーガー効果を知らなかったこと)を
同業者に話することでお金をいくらか稼いだ。

そのほかにも
消えた年金問題の時には払った年金が消え、
蓮舫さんが「2番ではダメなんですか?」と言った時には研究費が削られ、
籠池さんの問題の時には法人の資料を紛失され、
骨太方針2022の時には設定したIDとPWが消えた。
それらを随時対処していくことにより、
トラブルシューティングの力がかなり強いものとなった。

そして彼はあることをトランプで決めたことがあるという。
そのさきにあったものは20年後オリンピックのフィールドドクターとしての
活躍であった、と。

そんな彼は言う。

「何が今後足しになるかはわからない。
ただ、目の前の問題を全力で解決して、
現状を楽しむことが大事だ。」

と。
彼は元々強い人間ではなかった。
僕は彼がメンタルが弱く、
病んでいたことを知っている。
中学生や高校生の頃は問題から逃げてもいた。
それでも這いつくばりながら前に進むことにより
強くなったのだ。

僕は元々強い人間なんてほぼいないと思っている。
問題を乗り越えることによって強くなっていくのだ。

夏休み明けは子供の自殺者が多いと聞く。
きっと思春期の悩みがあるだろう。


その問題に立ち向かってほしい。
若い君たちに問題は大きく立ち塞がるだろう。
どうにもならない時に逃げる判断もいいだろう。
しかし、なるべく立ち向かってほしい。
その時は負けてもいいのだ。
もう一度立ち上がれば人生においての負けではない。
若いなら格闘技をしてとりあえず身体を強くしてみてほしい。
見える世界は変わる。
少なくともイジメには負けなくなる。
くだらないことをしてくるヤツも
「こんなヤツいつでも捻り潰せる。」
と思えるだけで精神的にはかなり楽になる。
そして、時間が経って成長した自分が
思春期に立ち塞がった当時大きかった問題を振り返って思うのだ。

「なんて小さな悩みだったのだろう。」

と。
少なくとも死ぬようなことではないことは理解できるはずだ。

そして、強く生きた先にきっとある。

「私はこのために生まれてきたのだ❗️」

と思うようなことが。
それは好きな人に出会った時、
家族ができた時、
何か大きな仕事をなした時。
いつかはわからないが、
逃げずに立ち向かっていたら
必ず訪れる。

その時まで生きてみないか?

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