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農薬は身体に悪いのか?

今回は僕の仮説の話をします。科学的なデータがあったりなかったりするので、話半分で聞いてもらえたらと思います。

オーガニック野菜が健康にいいと言われる。農薬は病気になる、がんになるみたいな噂がある。農薬はデータ上、人体に害はないと言われている。
これらをどちらの立場からの言い分も否定せずに満たす仮説を立てたのだ。

それは『サルベストロール』だ。

『サルベストロール』とは、植物由来の成分で傷ついた細胞を排除するのを助ける機能がある。普通の問題ない細胞には作用しない。それがどうしたと思うかもしれないが、これががん細胞を排除する役割を果たすのだ。
そもそも「がん」という病気を考えよう。「がん」という病気はがん細胞が非合目的に増殖浸潤し、存在する臓器を不全にしたり、場合によっては転移して違う場所でも同じことをする病気だ。しかし、「がん」という病気にならないまでも「がん細胞」というものは確率的に1日50個程度できていると言われている。ではなぜみんな「がん」という病気にならないのか?
それは普通の細胞が「がん細胞」になった段階で排除されているからだ。傷ついた細胞にある成分(CYP1B1)とサルベストロールがあるとその細胞は身体から排除される。

周りくどい話をしたがこの『サルベストロール』がオーガニック野菜には多く含まれるのだ。そして、『サルベストロール』は植物が虫やカビがつくことによって対抗手段として作るものなので、病気のない農薬がついた野菜や果物には含まれないもしくは限りなく少ないということになる。実際に非常に少ないし、現代人は『サルベストロール』の摂取量が非常に少なくなったと言われている。

つまり、オーガニック野菜は『サルベストロール』が多く含まれているので確かに身体にいい。かといって、農薬が身体に悪いわけではなく、農薬のせいで身体にいい成分が少なくなった結果、例えば「がん」という病気が増えた。

この仮説ならオーガニック野菜は身体にいい。農薬は人体に害があるものではないということが両立できるのだ。

農薬を使った野菜を食べているひとに病気が多くてオーガニックの野菜を食べているひとは「がん」になりにくいというデータは見たことがないが、可能性はなくはない、全く突拍子もない意見というわけではないだろう。

ただ、僕はだからオーガニック野菜を食べましょうとか、農薬使っている野菜は食べるなとかいうつもりはない。一つ争い事をなくしたいだけだ。

みんな食べたいものを食べたらいいと思うし、それについて周りがどうこういうことではない。
特にヴィーガンが牛乳をばら撒いているのはいささか疑問がある。よほど違法性のないものでもない限り、周りがどうこういうことではない。親が子どもにという場合は少し状況が変わるかもしれないが、基本的に成人しているもの同士であるならば、お互いがお互いを尊重するのがいいのではないだろうか?

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