電車内で喫煙を注意したら怪我させられた事件について
電車内で喫煙している28歳男性を注意した男子高校生が土下座させられた上に踏まれ蹴られ、頬骨を骨折するという重傷を負わされたという事件があった。
これについて色々思うことがある。
正直不可解な点が多い。
まず電車内で喫煙しているという人間は常軌を逸している。
まずこれだけで真っ当な人間でないことはわかる。
これを高校生が注意しに行った結果、返り討ちにあった形なわけだが、
まず相手の体格などから自分が敵う相手かどうかは判断しないといけない。
この高校生は危機感がなさすぎる❗️
こんな常軌を逸した相手なら武器や凶器を持っている可能性も考えなければならないし、素手で戦うにしても勝てる相手かどうかの算段はいる。
その結果、自分が怪我したのだ。
この高校生は持病に喘息を持っていたとなっているが、
正直そんなものはどうでもいい。
僕がこの高校生なら車両を変える。
もしくは電車を降りて違う電車に乗る。
君子危うきに近寄らず
なのだ。
男には負けるとわかっていても戦わないといけない時があると僕は思う。
実際僕自身痛いめを見てきた。
『だが、断る!』の精神で、権力に立ち向かい打ちひしがれてきたことなど、
いくらもあった。
しかし、この高校生の行動はそういったタイミングではないと僕は思う。
これを勇気ある行動とするのは非常に危険だ。
勇気と無謀は違うのだ❗️
その後、高校生はこの男性に顔を近づけられて押し退けたのを皮切りに土下座を強要されたり、蹴られたり踏まれたりしたようだ。
犯人の男性の言い分は正当防衛だそうだが、もちろんそんなことはない。
よく輩が使う手だが、当然これは認められていない。
むしろ高校生の彼のように『押し退ける』これは正当防衛に認められるが、
積極的に殴る蹴るは認められていない。
それが正当防衛に認められるのはよほどの時だけなのだ。
さて、犯人の男性はここで、土下座の強要から強要罪、蹴るや踏むという行為から
暴行から傷害罪になったわけだが、ここで不可解な点がある。
周りに大人はいなかったのか⁉️
僕は関わりたくない事案ではあるが、こうなってしまったら助けに行く。
これこそ負けるとわかっていてもいかないといけない時だろう。
ましてや僕は武術をかじっているわけだから、
その時に使わずにいつ使うんだという話になる。
ただ、僕の強さは大したことはない。
この犯人には勝てると思うが、おそらく大きく怪我をさせてしまう。
本当に強いひとはおそらく犯人も怪我させない。
しかし、高校生が絡まれていて放っておくわけにはいかないだろう。
周りに大人がいなかったのならいよいよ高校生はさっさと車両ないし電車から離れるべきだったし、逆にいたのなら周りの大人は何をしていたんだと思う。
関わりたくない気持ちはわかるが、、、
正義感はわかるが、その自分の実力に見合っていない
正義感は自分の身を滅ぼすのだ。
基本的にひとに注意する場合、注意すべき点がいくつかある。
まずはそもそも注意をするべきかどうかだ。
相手の体格などから相手に勝てるかどうかということをまず考えなくてはいけない。そもそも注意しないといけないようなことをしている相手は真っ当ではないのだ。相手が暴力に訴えてくることを想定して動かなければならない。
逃げ道の確保なども非常に重要になる。
あとは注意の仕方だ。
言葉を選ばなくてはいけない。
この高校生はそのあたりは大丈夫だったようだが、
その手前の判断を失敗している。
新型コロナウイルスが流行し初めの頃、
正義感を振りかざしたおじさんが、20代の男性に鼻を出している状態のマスクをしっかりつけろと注意して、暴行にあい、半身不随になったケースもあった。
犯人は当然おかしいが、
これはおじさんの言い方にも問題があった。
自身でもそう言っている。
それでは自ら危険な地域に踏み込んでいるのも同じなのだ。
半身不随になってしまってはいくらお金を積まれてもQOLは下がるし、
相手にお金がなかったらお金を取れることもないのだ。
それらを加味すると、
そもそも近寄らないというのが一番なのだ。
正義という言葉は非常に怖いことだ。
僕は自分の行動原理としてあまり使わないようにしている。
新型コロナが流行するようになって顕著になったが、
誰かの正義感がひとを大きく傷つけている。
今回のように自分を傷つけるという結果になることもある。
これらを避けるために自分の身体を鍛え、
感覚を研ぎ澄ますということが非常に大事なのだと思う。
自分が強くなければ、
力(権力、暴力などありとあらゆる力)に対抗できないのだ❗️
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