いい流れ(運)はなぜきたのか❓
結論だけ知りたい方は最後のところだけ見ていただけたらいいのだが、
僕の人生を少し語ろうと思う。
最近は色々なところからこの仕事どうですか?といただけるようになった。
本当にもったいないぐらいの仕事も多く、順番で受けているので断らないといけないことも多くなった。
この数ヶ月であっちでもこっちでも一緒に仕事をしないかとか、
この仕事を任せたいのだがという話を急にいただくことが多くなった。
どれも大きい話で僕には分相応ではないとも思うのだが、話をくれているひとは僕にならと話をくれているわけでなかなか断るのももったいない。
ただ、仕事の性質上全部もできないので、基本的には来た順で受けている。
無理なところは違うひとを紹介したりもしている。
正直今までの僕の人生ではありえないようなことが起きてきている。
いい流れが向いているのだ。それについてなぜそういういい流れを迎え入れることができたのかというのを自分なりに分析してみた。
ここ数年はいい流れが来ていたのだが、その前5年ぐらいは死ぬほど辛かった。
さらにその前の研究していた頃も辛かったことを考えると10年ぐらい辛かっただろうか。
10年のうち前5年ぐらいは辛く深夜の研究室で一人号泣したこともあった。
キムワイプで足りなくてキムタオルに持ち替えて号泣した夜もあった。
(研究室にいたことのあるひとはわかるのだが、キムワイプはティッシュのようなもので、キムタオルはハンカチぐらいのサイズのある紙布巾だ)
その前5年ぐらいが地獄でもうこれ以上しんどいことはないと思っていたら、後半の5年はさらにしんどいという地獄の底と思っていたことはまだ下に底があったという悲惨な結末だ。
僕の研究の後輩なんかは「研究が辛すぎてあれと比べたら今の辛さなんか全然平気なんで頑張れます!」とか言っていた。
僕もそう思っていたのだが、その後輩に「どうやら地獄の底はまだ下にあるみたいだぞ。オレは今、あの頃よりしんどい。」と言ったら
「嘘でしょw」と笑っていた。
本当です❗️❗️❗️
本当にトラブル続きで親の借金なんかもあり、親との関係も悪くなるし、発狂しそうな毎日だった。自分はここで腐るのか?と自問自答する毎日だった。
その地獄のような毎日の中、周りの友人の成功を見るのも憂鬱だった。
当時の僕はまだひとと比べたり、ダニング・クルーガー効果なんかも知らなかったので、ずっとイライラしていた。
あまりに辛い毎日に怒りのあまり寝られない日や、枕で涙を濡らした日は1日や2日ではない。
その中で僕は目の前の仕事だけでなく、
自分のできることはなんなのかを考えてもがき続けた。
それがよかったのではないかと僕は思う。
ただ、もがいたのではない。なりたい自分を考え、そこに向かって詰将棋のように1手1手を考えたのだ。その一つが町での子育て世代向けの話だ。
結果が出た話だけ書いているだけで、消えた話は結果が出た話の何十倍もある。
ポイントとしては
なるべく動いてひとと会うこと
だったと僕は思う。
お金のない辛い時期にひとに会うのにお金を使うのだ。
肉体も精神もボロボロの時に、チャンスを掴むために動くのだ。
ちなみに僕は健康管理には自信があるが、この頃病気で入院もしたし、風邪をこじらせて肺炎にもなった。持病もない体力自慢の30代男性が風邪をこじらせて肺炎になったのだ。肉体精神ともに疲弊していたのがわかっていただけると思う。
正直頑張りすぎたと思う。もっと早々に親を見限ってもよかったと思う。
今はなんとか親の関係を保ちながら仕事をしているが、正しかったとは思っていない。親との関係をなくしてでも自分の可能性に賭けるべきだったと今も思う。
その中で、あと僕がして良かったと思うことが、次から次に現れる問題に対して、一つずつ対処していったことだ。説明が難しいが、普通なら人生で1回あるかないかの事件が数年の間に何回もあった。
目の前に来る次から次にくる問題を逃げずにトラブルシューティングを散々してきた結果、
圧倒的トラブルシューティング能力を手に入れたのだ❗️
同業者の知人たちは僕に聞けば大体わかるというぐらいだ。
専門ではないような法の知識や、役所の書類などの知識がすごくある。お金がないから専門家に頼まずに全部自分でしてきたのだ。仕事をしながらだったのでかなり疲弊したが、その時に得た知識と経験は生きている。
僕は自分の経験から困難には立ち向かって打ち勝てとか、試練は乗り越えられるひとにしか与えられないとは思わない。
しかし、僕の経験上言えることは大きく3つ。
・目の前の仕事以上に何ができるのかを考えた。
・なるべくひとと会うのに労力をさいた。
・問題に直面した時に逃げなかった。
逃げるは恥だが役に立つということもあるだろうが、
辛い時に逃げずに得た知識や経験は僕の中では確実に生きている。
あとはいい流れが来た時に乗るだけだと思う。ずっといいこともないし、ずっと悪いこともないのだ。人間浮き沈みはあるものだ。その流れに逆らわず沈んでいる時は上方向に流れをソッと変えてやり、上がっている時はその流れを邪魔せずに波に乗るというのが大事なのではないでしょうか。
これも僕がいうところの『龍』なのかもしれない。
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