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kohey1212y
【童話】スワニーうさぎの物語1
スワニーうさぎの物語１
スワニー湖のほとりに、
スワニーうさぎは、
一人で住んでいました。
お父さんもお母さんもいません。
けれど、スワニーうさぎは、
ちっとも寂しくありませんでした。
スワニーうさぎは、
いつも、いつも、
森と湖のために働いていました。
黒縁のメガネと金属のものさしは、
おじいちゃんうさぎの形見でした。
メガネを覗くと、
みんなの困っていることが、
見えるのでした。
今日も湖から流れ出す、
川の入り口がゴミでいっぱいでした。
スワニーうさぎは、
ぴょんぴょんと跳ね、
川の入り口までやってきました。
そこには。。。。。
人間達が捨てていった、
空き缶、ペットボトル、
ビニール袋、古いテレビまで、
スワニーうさぎは、
ふーーと一息吐くと、
目も回る速さで片付けていきました。
ザブンと湖に入り、
粗大ゴミを片付けました。
やがて、
湖の水は川に流れ出しました。
けれど、
湖の辺りは、ゴミの山になりました。
スワニーうさぎは、
ちょっと首を傾げて、
ゴミの山を見ていました。
スワニーうさぎが新しく何かを
考えている時のポーズでした。
つづく。
環境省
SDGs
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