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2020年3月の記事一覧
モハニ・クハニ・キハニ
鉄道荷物輸送の話題は時折上っている。貨物列車みたいに大掛かりなものではなくて、駅で預けて別の駅で受け取ってもらう「チッキ」は宅急便普及前はかなり使われていた。
かつての国鉄には荷物専用車両が存在していたし、それほど多くない場合は「キハニ」とか半室を使ったりした。
キハ23・45系になると足りていたのかローカル線運用には入る形式だけど作られなくなった。ただこれもアコーディオンカーテンで仕切れ
鉄道は陸上輸送の王者ではない
大都市近郊に住んでいる人には、なかなか理解されない事かもしれない話がある。それは「鉄道はもはや、とっくに陸上輸送の王者ではない」という事だ。
以前あるライターさんの書いた文章に、ローカル線に乗ってきた時と、車でバイパスを通ってきた時とで、地方の印象が全く違うというものがあった。
ローカル線を通ると田んぼの中にいきなり町が現れるが、バイパス沿いだと、店が並んでいる中を通って行くという事だろう
メモ 「オタク的とは何か」
・多分「マイナーな物事を掘り下げて調べたり取り組んだりする人」と「最新の(深夜)アニメ、ゲーム、マンガなどを追いかける人」の二種類の使われ方がある
生まれる前に無くなっているものだから興味無いだろうというのは間違い
マーケティングみたいなものというか、単純に、趣味をやっている人を対象にした場合、「多分年齢的に接点が無いだろうから、興味も持てないだろう」みたいな考えは間違えだと思う。
自分自身、ブルートレイン目当てで買った鉄道雑誌に「足尾のフォード」、「南筑のブタ」、「根室の銀龍号」を見つけて興味が湧いた事があった。各車両、知らない人がいたら検索してね。国際的にはそんなに珍しくもないのには、もう一回たまげ
趣味は小さい「好き」の積み重ねでいい
よく趣味に関して、硬く考えすぎている人がいる。生きていきやすくするのが趣味なのに、難しく考えすぎなのかもしれない。
一番の原因は「既に存在する趣味業界の共通の価値観」とか、ひどいのになると「オレの正しいやり方」を押し付けてくるのがいるからだ。これでは生きづらくなるばっかりだ。
だから自分のおすすめは「何となくバスとかに乗って海とか山とかに行ってみる」とか「適当な本を読む」とかだ。第一歩は
続 鉄道ブームと言っても
そういえば「日経レイルウェイ」とか「鉄道ニュータイプ」とかは出なかった。ホビージャパンやモデルアートから鉄道模型本が出たけれど、特に新しい部分があった訳ではないように思う。
誠文堂新光社も参入するものの、各種「ガイドブック」や「子供の科学」の経験を生かしきれず長く続かなかった。実際、「なんかイマイチ」の本だった気がする。
「アニメと鉄道」や「寅さんと鉄道」など、鉄道雑誌以外から出てくるよう
理屈はよくわかるんだけど
鉄道関連の撮影会や運転会というやつがある。参加費を払って撮影させてもらう。払ったお金は鉄道会社とか保存活動をしている人の所にいく。理屈はよくわかる。
南部縦貫とか尾小屋とか、かなり面白い。行ったことはないが片上も面白そうだ。
ただ、時として「俺、なんでこんな所にいるんだろう」と思ってしまうイベントもある。
誰が悪いというのではない。大盛況の撮影会だからこそ、「俺が写真を撮って何になる
(メモ)ブルートレインブームは仕掛けられたのか?
・「SLダイヤ情報」では1974年(SLブームはまだ終わっていない)からEL撮影地ガイドを掲載している
・「鉄道ファン」誌では1975年1月号から連続して(ヤングファンにまで批判されるような)寝台特急や牽引の電気機関車特集がなされている。
・「鉄道ジャーナル」は1973年に「魅惑のブルートレイン」特集を組んでおり、これはブルートレインの文化面で重要だが、同誌の性格からして「仕掛けた」とは異なる
鉄道模型趣味2020年4月号から考える
宮下洋一さんの「旧型国電再入門」が面白い。
編成単位で管理されないって所も、もはや説明が必要な時代なのかな。
全く違うスタイル、全長の車両を連結しても問題無し、ピカピカの車両と色褪せてきている車両の組み合わせでもいい。なんなら塗装が違っても。でも「ルール」を知りたいという場合、これは役立つ資料だと思う。
旧型国電には「歴史のif」のようなのも取り入れやすくて、「広窓2扉の17m車がいた