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【実録】現場改善奮闘記 第1話

どうも三代目です。

本記事では現場の改善を行う生生しい活動を書いたものになります。

今日は現状分析を行う中でなにをやったのか?を書いていきます。

記事を書く中で前提条件をしてもらったほうが分かりやすいので、まずは前提条件を表記します。

【前提条件】
・100名程度の金属加工メーカーの一部門
・主に量産品の切削加工をおこなっている
・設備は非常に老朽化している
・現状は赤字と黒字のぎりぎりのラインの損益

こんな前提の中での記事です。

では本日の活動報告です。

現場の不平不満を聞く会の開催

今回の活動はこの内容です。

まずは私は 場を整える ことが先決だと考えています。

これがなぜこの会をやっているのかに繋がります。

あなたの会社の売上の生んでいるのは誰ですか?どんな時間ですか?

ということです。

私の会社であれば 加工に関わっている人たち で 金属が削られている瞬間 です。

そうであれば、この人たちがいかに働きやすく + 金属が削られる時間 を増やすことができるのかが重要です。

よくメンバーにはこういっています 現場の改善も投資と同じだ と。

これは、短期的に見た資金の投入やコントロールをしてはいけないということです。

短期的に見てしまうとどうしても、 人員のカット や 残業代のカット や 工具費のカット という費用に目がいっていしまう。

でも、その費用と呼んでいるものがなかったら、あなたの会社の利益はだせますか?

私は 費用自体には問題がないと考えています。

費用の使い方に問題があるのです。

そこで、まず費用の使い方に問題はないか?つまり、適切な投資はされているのか?を聞きたくて 不平不満を聞いて いる。

聞いてみると下記のようなクレームがあがってきました。

・道具が不足しすぎて準備に時間がかかる
・機械の故障が多くて仕事にならない
・測定機器が不足していて作業に集中できない 等々

きたー!という感じです。

大体短期的な損益を目指すと、カットされるのは何故か利益を上げている人たちの費用(投資)がカットされる。

そして、支援業務やマネジャー業務にテコ入れはしない。なぞですね。

私は 大工さんのハンマーを取り上げて手で釘を打て と言っているように感じます。

こういったことは、皆さんの会社でありませんか?

まずは土壌を改善しなければ良い収穫はできません。

そして、収穫を急いではいけません。土壌改善のスピードを急ぐのと収穫を急ぐのは意味が違います。

私は、その土壌を改善するために 土壌の問題点を探しています。

みなさんの会社でもやってみてください。

みんな経営者の方や管理者には気を使って言わない?いえない?

でも、本質的にはこの状態がもっとも悪い状態です。

その状態をみんなで改善できると思っていなければ改善できません。

上司は邪魔をするのではなく、働いている人が主体的に仕事ができるように体制を整えるべきです。

でも正直、話を聞いていて根が深いとも感じました。

よーし!3年後に向けて投資するか!
この投資は絶対大きな収穫ができる!

今日は以上になります。
ではまた会いましょう! 


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