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【実録】現場改善奮闘記 第5話

どうも三代目です。

本記事では現場の改善を行う生生しい活動を書いたものになります。

記事を書く中で前提条件をしてもらったほうが分かりやすいので、まずは前提条件を表記します。

【前提条件】
・100名程度の金属加工メーカーの一部門
・主に量産品の切削加工をおこなっている
・設備は非常に老朽化している
・現状は赤字と黒字のぎりぎりのラインの損益
こんな前提の中での記事です。

では本日の活動報告です。

担当課長の相談内容 Part02

今日は現在改善を実施している担当課長からの相談の内容を書いていきます。

これはパート2になります。

今回の悩みはこんな感じです。

やはり、皆さん悩まれていますね。。。

中間管理職なら誰もが共感するのではないでしょうか。

『上の人の意見にあっているのかが気になって決断ができない』

『利益を見ていると投資に躊躇してしまう』

こんな悩みでした。

これは私の意見をのべました

『Aさんがやるべきだと思うことは即決でやるべき』

『極端ですが、上の意向は静かに無視しましょう』

『利益を見すぎると家計のようになってしまう』

●Aさんはやるべきことのリストは大量に抱えていました。

あとはやるだけのところまで準備するのは早い。

でも、いざ実行となると時間が経過してしまう。

これは上司としては非常にまずいです。

部下のみなさんが、こうしてくれと言っている内容もあるはずです。

その対策に時間がかかると 放置している ととられてしまいます。

そうなると、もう部下から意見があがってくることはありません。

ここは絶対に避けなければならない。

なので、即決して即実行これしかありません。

●次に極端な例をあげました。

上司の立場にたって、悪意があって決断する人はほとんどいないと考えています。

であれば、もはややってみるしかないでしょう。

それを批判されるのであれば 静かに無視 です。

もうこれしかない。

自分が思ったことがやれないようであれば、その立場に立っていること自体無意味になります。

だから、自分をとにかく信じてみるしかない。

●Aさんはとにかく、損益とにらめっこしています。

でもあまり見ていると、考えは コスト に走ってしまう。

言い方を変えると、視点がどんどん短期になってしまう。

こうなると、見るものすべてが コスト です。

道具がぼろぼろでも、買わない。

機械が故障しても直さない。

こうなってしまう。

短月ではいいかもしれません。

でもこの決断は長期的には、組織を蝕んでいきます。

経営と家計は異なります。

家計のような経営になってしまったら、衰退していくのを待つだけになります。

必要な投資は行って長期の視点で活動と決定を行っていくべきです。

信じるか信じないかはあなた次第です。

ではまた会いましょう!さようなら。

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