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タレントやモデル、インフルエンサーに必要なメディアトレーニングと記者対応。

広末涼子さんやアンジャッシュの渡部さんなど、不倫をはじめ、TKO木下さんなどの投資問題や薬物で問題になったタレントやモデルの方々やタレント、モデル事務所の方にこそ、メディアトレーニングやリスクマネジメントトレーニングが必要。
舌禍や立ち振る舞いなど、特にテレビやメディアに出ている方にこそ、受けてもらいたい。もちろん、昨今話題となっているジャニーズ事務所の場合には、役員クラスの対応には広報専門家として非常に残念であることは間違いない。

不倫や投資問題、薬物をすることを肯定するわけではなく、ポイントになるのは、タレントとやモデルの方々をマネージするマネージメント会社。
確かに、立ち振る舞いや舌禍をはじめ、タレント個人に帰属するものから、クライアント(CMなど)や番組へ多大な影響を与えるものまであることを考えると、マネジメント会社の危機意識が薄いと感じられるニュースが多い。

当然、そういった事件や事故が起きないように予防することは、当たり前であるが、万が一、事件や事故を自分のマネジメント会社に所属するタレントやモデルが引き起こしてしまった場合、いかに初動で情報を出し、沈静化するかによって、会社の存続やタレント、モデルの存続に影響を与えるということを認識していない気がする。

週刊誌やワイドショーの記者からの問い合わせは基本ある程度うらとりがされている。

100%とは言わないが、基本的に週刊誌やワイドショーからの問い合わせは、確証があって問い合わせてくる場合が多い。
一般の報道機関も同様であるが、記者から問い合わせがあった場合には、ある程度その事実をつかんでいるということを前提に対応を行うことがベストな選択肢。
時には、ガセネタもあるが、回答しない場合、ネガティブに作用する場合が多い。マネジメント会社の情報収集能力やタレントやモデルとの関係性もあるが、以前のようにマネジメント会社の力で押さえつけることは、広告出稿を取りやめると同様に、今の時代には受け入れられないケースが多いことを改めて、認識すべきである。

回答をしない場合、痛い腹を探られることになりかねない。
よく週刊誌にある、回答期限までに回答は得られなかったや、ノーコメントは、記者対応非常にまずい。
回答がない場合には、間違いなく、記者はそれ以上の情報を探し始めるし、基本、ノーコメントは、肯定していることを暗黙に意味するからである。

その一方で、タレントやモデルにとって、スキャンダルをマネジメント事務所に相談することは、関係性が良くないと厳しいと言えます。
熱愛や結婚といった話であれば、相談しやすいですが、不倫などのネガティブな場合、相談しずらいでしょう。
そんな場合、メディアトレーニングやリスクマネジメントトレーニングを事前にマネジメント会社を通じて、所属タレントにコーチングしておけば、初動の重要性などを認識してくれるかもしれません。
100%回避をするのではなく、起きてしまったことに対して、ベストエフォートで損害やイメージの失墜を抑えることが重要になります。
起きてからではなく、事前に備えることが重要です。

特に若いタレントやモデル、インフルエンサーにこそ必要
すべての若いタレントやモデル、インフルエンサーがそうとは言いませんが、一般論として、作られたイメージと普段の生活にバランスをとれていない場合が多いと聞きます。
テレビや雑誌、SNSのイメージと普段の状況が違うだけでもたたかれる可能性のある現状では、気を付けたほうが良いでしょう。
すでに起きてしまったこと、過去の事象なども掘り下げられる可能性が高い現状では、様々な事象(可能性のある)に対して事前にタレントやモデル、インフルエンサーとマネジメント会社が対応方法について、平仄を合わせることが重要になります。
いきなりの取材に対する対応方法などを含めて、所属するタレント、モデルインフルエンサーには、事前にインプットするのが良いでしょう。




お問い合わせ

monostyleinquiry@gmail.com




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