サイン
同じ言葉を繰り返すのは嘘を言っているサイン、
とよく聞くけど、
「ごめんごめん!」
・・・言った、、また言ったね。
それ、絶対ごめん思ってないやつ。
しかもその返しをするには、この会話内容に対して軽すぎる・・・
これは心にもない謝罪、つまり嘘を言っているというサインだけでなく
完全に面倒くさくなったんだなってサインも含まれている。
責めてるわけでもなかったけど、真実を確認されることが面倒くさいと思われるなんて、それだけの関係って証拠のサインでもあるよね。
言わなきゃよかった。
そんな風に思ってしまう、このなんとも言えない態度と空気。
それが嫌になって何も言えなくなってしまったら終わり、なんだと思う。
これ言っても大丈夫かな?とか躊躇して、余計なことは言わないでおこうっていつも自分の気持ちを置いてけぼりにする・・・
それがうまく付き合う秘訣、だなんて言う人もいるけど
ほんとにそうかな?
そんな、真実を避けて続かせる関係なんて、意味あんのかな。
もしかしたら、どうしてもってその人に固執する何かがあるなら、そうしてしまうのかもしれない。
けど、
今、軽口で謝る君に、あたしはガッカリしてしまっている。
この時点で固執する要素はナシ。
君にこの関係を大切にしようって気はない。
必死で繋ぎ止める理由もない、
お互いに。
そんなことを思いながら、お互いスマホを片手に食事を終え
とくに別れの挨拶もなく、またね、もなく解散。
今年のクリスマスはひとりか・・・
そんなくだらないことしか思わなかったことに、一人苦笑いした。
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