#071 ゆるさと閃き ビーチ・ボーイズ『MIU』
多分、僕が一番語れる音楽が、きっと #ビーチ・ボーイズ ですが、その中で、このアルバムが一番好きと書いてしまったら、全然わかってないじゃんとか言われそうなのですが、事実そうなのだから仕方ないですよね。
ビーチ・ボーイズのリーダー、ブライアン・ウィルソンが、麻薬でボロボロになった後に、やや復調した時期に当たる盤です。
すこし、ブライアン、疲れちゃって、曲だけを提供して、プロデュースは他のメンバーにお任せしたものが多く、そのトラックはとっても「ゆるい」出来です。
でも、曲があたりまえのいいので聞かせます。この頃のブライアンの曲は、すこし感傷的な響きがあって、とても素敵なのです。
逆に、ブライアンが頑張って全部作り上げたのは「閃き」に満ちてます。音が立ってます。同時代性はまるでないけれどすばらしいです。
全員がボーカルを取っているし、基本的にはゆるくて、時に冴えてる、というとてもいいアルバムですよ。個人的な思い出もあって、少し採点が甘いのかもしれませんが。
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