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コンビニでFAXを送りたいおばあちゃんの笑顔。

こんにちは。

先日、家にあるプリンターで、撮影した写真を印刷しようとしましたが、上手くいかず諦めてコンビニで印刷しました。

(初期化してもダメなので、多分、自宅のプリンターが時代遅れっぽい)




それから数日後の日の出来事です。

たまたま出先で、また印刷しよう〜と思ってコンビニに入りました。

そこのコンビニ、結構、マルチコピー機を使う人が多いのか、たまたま多かったのか分からないのですが、既に数人待ちで、とある人(ご高齢の方)がやけに時間がかかっていて、壁の説明書きをじっと見ていることに気付きました。

遠くから見ていたコミュ障(人見知り)な私は、思い切って、勇気を出し、そっと小声で声をかけました。

私「あの…すみません、何かお困りですか?」

すると、相手の方は、

「はい、えっとね、FAXを送りたいんだけど、やり方が分からないの」

とのこと。

えっ!?
今ってコンビニでFAX送れるんだ!?
そっちの方にびっくりしました。


相手の方に「貴女、先にやっていいから」と申し訳なさそうに言われました。

私は、もちろん、FAXを送れること自体知らなかったので、送り方は分からないのですが、多分いけるだろう、と思って、「い、いや…いいですよ。ちょっと代わりに試してみてもいいですか?」と聞くと、「お願いします…!」と仰ってくださいました。

一番最初のメニュー画面に戻り、操作すると、送り先の電話番号を入力する画面が出ました。

私は相手の顔を見つつ、「送る相手の電話番号、分かりますか?」と聞きました。

相手の方は、「これなのだけど」と持っていた紙の隅っこに書かれた電話番号を指差しました。

その隣には、FAX ○○○ー○○○ー○○○○と書いてあったので、

私が、「FAXだと、こっちですね…、私が入力しちゃっても大丈夫ですか?」と尋ねると、

電話番号をわざわざ読み上げてくれました。
(感謝✨)

FAXを送れる昔の固定電話よりも、かなり時間がかかりましたが、「送信が終了しました。」と画面に表示が出て、どうやら送信自体はうまくいった模様でした。

(ちなみに、向こうから聞かれたため、お札では支払えないことも伝えました。硬貨のみってちょっと不便な気もします💦)

領収書を発行(これは無料)して、
「これ、領収書…念の為ですが」と渡しました。

お相手さんの微笑みながらの『ありがとうね』がとっても気持ち良かったです。
私自身も、ここでやっとちょっと笑顔☺️を見せれた感じでしたね。

勇気出して良かったなって、思えました。

それに、色々勉強になりました!
こちらこそありがとうございました🙏

この話はノンフィクション(実話)です。
会話の感じを再現してみました。
どうしてもポーカーフェイスになってしまったので、笑顔を心掛けてみようと思います。

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