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『勇気と元気とやる気とパワーが湧いてくる筆文字シリーズ Vol.520』

ボクは中学でバレーボールを始めて、高校はバレーボール推薦で進学しました。

けれどボクは身長が高いという素質はあるが、運動能力が高いわけではないので、試合ではボクがミスをしなければチームも勝ちに近付くという逆のキーマンでした。

ですからいつもいつも必死に練習していたので、高校時代の思い出と言ったら授業のことも覚えていないですし、学園祭や体育祭の記憶もなく、バレーボールのことしか覚えていません。

そんな状態で大学もバレーボール推薦で入学したので、世の中の大学生が経験してきたアルバイトや遊びを覚えたのはダイガクに入ってからでした。

大学に入学して2年生くらいまでは、洋服もそう、遊びもそう、バイトもそう、人並みにならなくちゃって勝手に思い込んで、随分背伸びをしてカッコつけていましたね。

体育会バレー部だったので、それなりの時間練習をします。

それ以外の時間は、似合いもしない洋服を買うためにデパートに行き、対して好きでもない夜遊びをして、その資金を稼ぐためにPIZZA-LAお届けのバイトをしていました。

暫く自分に似合わないことをしていましたが、徐々に自分が背伸びしてカッコつけていることがカッコ悪いなって思うようになって、背伸びすることは止めました。

その結果もっともっと楽しい大学生活が過ごせるようななりました。

体育会バレー部ではインカレベスト16にもなれましたし、高校商業科の教員免許も取得できましたし、PIZZA-LAお届けも4年間続けることが出来ました。

大学時代に、カッコつけてる自分はカッコ悪いって身を持って学べたことは、ボクにとって財産でした。

理学療法士になってからも、自分が信じた道、やりたいと思ったこと、おもしろいと思ったことを実践してきたからこそ、今は地域を明るくする超行動派理学療法士と名乗れています。

病院や老人保健施設に勤務していましたが、それだけでリハビリテーションを通じて地域を明るく出来るのはホンの一部です。

ボクたちリハビリテーションの専門家から、地域の方々に近付いていかなければ、世の中のことを知ることは出来ませんでした。

自分たちで会場を借りて、そこで集客をして、会場設営をして、講座を開催するなんて、理学療法士の専門学校では習いませんでした。

もちろん職場でも習いません。

スタッフのほうが参加者より多い講座もありました。

そんな状況を周りのリハビリテーション専門職の耳に入ると、
「そんなことやって意味あるの?」
とか、
「参加者が少ないってことは地域住民は困っていないんじゃないの?」
とか言われることがありました。

けれどボクとしては実際に講座を運営してみたことで分かったことがメチャクチャあったし、動いたことで沢山の方との貴重な出会いをいただくことも出来ました。

決してカッコよく見えないかもしれないけれど泥臭く動いたことは、本当に貴重な経験でした。

カッコつけて失敗を恐れていたって、カッコよい大人にはなれません。

ボクはカッコ悪くたっていい、チャレンジがうまくいこうが行くまいが関係なく、実践を積み重ねていこうと思っています。

皆さんもどんどんチャレンジしていきましょう。

そしていつかカッコいい大人になりましょう。

今日も最後までご覧になって下さり、どうも有り難うございました。

皆さんとのご縁に感謝いたします。

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