エロ分野の情報格差について

高校生以上くらいから、
男子なら誰しも、カリビアンコムやXvideosの名前を知っている。

 ちゃんと調査したわけではないですが、僕の身の回りの男たちと話をしていると、上記の事実が浮かんできました。
 これって一体どこで情報共有されてきたのでしょうか。

『都市伝説が世に普及する仕組みについて調査した研究がある』
という話を、都市伝説として聞いたことが有ります。
 北海道で作った噂が沖縄に届く速度を調査した、のような内容でした。

 ネットで色々調べてもあまり具体的な内容は見つからず、一番僕の求めている情報に近い内容が記載されていたのは、mixiのコミュニティ内の以下の投稿でした。主に、口づて、チェーンメール、インターネットが中心では?という説が唱えられていました。
→http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=56999&id=11885279

同様に、
ポケモンのミュウの発見方法はどうやって広がったのか、
『コナミコマンド』はいかに普及されたのか、
など、ゲームの裏ワザにおいての情報普及の仕組みについても、
疑問に思っている人は多いのではないでしょうか。

 様々な2chまとめサイトでも似た議論が取り上げられ、雑誌が情報伝達の基盤になったのではないか、という意見が紹介されていました。→【http://gamedaradara.doorblog.jp/archives/43697872.html】

では、エロ情報の場合は一体どうやって共有されてきたのでしょうか。
・口づて
・雑誌
・チェーンメール
・インターネット
 他にもいろいろ方法はあると思うのですが、思うに、エロ情報の伝達についてはそれぞれが弱く影響しあって情報の普及が行われている気がします。情報源として一つ強いものがある、というわけでは無い気がします。
 人々は多彩な手段でカリビアンコム、Xvideosにたどり着いたのではないでしょうか。

 口づてについて考えると、エロ情報の場合は、ゲーム情報と異なり、ほぼ全ての男子が興味を持つ内容であり、また年齢国境を超える話題でも有ります。
ただ、真っ昼間から話しづらい内容であり、シャイな若人は話せない内容なので、エロ情報の共有は必ずしも口づてのみでは広がっていない気がします。

 雑誌についても考えてみると、買って読む人は若年層には少ないかもしれませんが、コンビニにもおいてありますし、『捨ててあるエロ雑誌を読む』という行為は都市伝説的でありながらも、筆者は経験があります。ただ、冒頭で紹介したカリビアンコム、Xvideosなどは、日本の法規制をくぐり抜けているフシがあるサイトなので、雑誌での紹介はあんまりないのかな(?)という気もします。

 チェーンメールは流石にもう時代遅れだと思いますが、LINEなどSNSで、情報が従来より共有されやすい仕組みは存在していると思います。しかし一般的な情報は共有されやすくなっても、エロ情報の場合はどうなのでしょうか。
 今の中学生はLINEで男子グループとか作って、そこでエロ情報共有してたりするのでしょうか。教えてエロい人。

 インターネットの場合は、有り余る情報の中から自分で見つけることができればカリビアンコム、Xvideosにたどり着けるとは思いますが、いわゆる情報格差がそのままエロ面での情報格差に繋がると思います。インターネットでは自発的にエロ情報を探す必要が有るため、ネット音痴には辛いものが有ります。

 みなさんは一体どうやってカリビアンコム、Xvideosにたどり着きましたでしょうか。年齢層によって答えは変わりそうですが、note利用者の年齢層は偏ってそうなので、今の子供達がどうやってエロ情報にたどり着いているのか非常に気になります。

 また、カリビアンコム、Xvideosにたどり着くにあたって、通ってきた経路に応じて、エロ発展可能性(他のエロ情報に触れる可能性)も変わってくる気がします。口づて勢は限界が有る気がしますが、インターネットで自力でたどり着いた人は凄いエロリストになれる気がします。

 もう就活を終えた学生のみでは有りますが、叶うならば人々がエロにたどり着く流れを研究する人になりたいです。

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