内モンゴル・呼和浩特遠征
こんにちは。2017年10月にサッカーモンゴルU19のキャンプ帯同で、内モンゴルの呼和浩特(フフホト)へ行きました。
その様子をご紹介させていただきます。※サムネイルの写真はモンゴルとの国境町である二連浩特です。
内モンゴルについて
モンゴルの南側に位置しており、中国の一部です。
中国語と旧モンゴル語(縦文字)が使われており、モンゴルへの留学する学生やその逆も盛んに行われております。検索していただければ、もっと詳しい情報がたくさんあると思うので、そちらを参照してください。
二連浩特(エレンホト)の街並み
呼和浩特(フフホト)の街並み
寝台列車での移動
長距離バスや飛行機、直通の列車などの手段がありますが、チームは予算を抑えるためにも国境まで寝台列車で行きました。ちなみにこの列車は北京やロシアのウランウデまでも行ったりします。
車内はこんな感じ。
一つの部屋に2段ベッドが2つ。草原の中を走るため、ネットが繋がりません。ダウンロードしておいた動画や本で時間を有効に使ったり、また、スタッフ陣とトランプをしたりしました。
夕方の5時頃にウランバートルを出発し、翌日の朝8時頃に国境のあるザミンウードに到着。
バスに乗って国境を越え、内モンゴルの二連浩特(エレンホト)へ。
モンゴル側
中国側
二連浩特からキャンプ地の呼和浩特までは再びバス。草木や山がない平坦な広大な大地の中を6時間かかけて移動しました。
宿舎
先ほど述べたように、チームにお金は全然ありません。ホテルは素泊まりプラン。特に可もなく、不可もなく。問題はありませんでした。
宿舎の周りは何もないです。少し肌寒い秋の風が心地よかったです。
食事
練習場であるサッカースクールには食堂が併設されており、朝昼晩3食そこでいただきました。朝食は毎日同じでかなり質素な感じ、ウインナーはThe中国の味です。美味しい、不味いではなく、中国の味です。
昼と夜はしっかりしており、配膳のおっちゃんたちがニコニコしながら大量に盛り付けてくれました。モンゴルの選手たちは、おいしくないと言っていましたが、羊肉が苦手な私にとっては、モンゴル料理より断然おいしく感じました。
ただ、下の写真にあるミートボールは何の肉を使っているかわからない、かなりケミカルな味がしていて、体に悪い感じが凄まじかったです。
練習場
さすがは中国。サッカーに対してのサポートがしっかりしております。名前は忘れてしまいましたが、立派なサッカー養成所であり、グラウンドは全部で8面。なかなかきれいです。
いくつか世代別にカテゴリーが分かれており、ヨーロッパの方が数名コーチとして指導されていました。かなり力を入れていることが窺えますね。
夕日がとても大きく、練習中でもつい見とれてしまいました。
こちらはモンゴルU19の集合写真です。
真ん中の赤が監督とアシスタントコーチ、青が私です。アンダー世代ではあるあるかもしれませんが、とにかくスタッフが少ない。一人あたりの負担が半端なかったです。
余暇の時間
チームスタッフ陣との飲み会(withスクールのヨーロッパコーチ)。
内モンゴルビールだったと思いますが、かなりおいしく、また飲みたいものです。そして、左下にある串の残骸。ショルログというラムの串焼き、羊肉が苦手でもふんだんにかけられたスパイスがビールを欲しくなる味で気に入りました。
今回は約2週間の遠征でしたが、オフは0。あったとしても、宿舎周辺には何もないから散歩しかすることはありませんでした。唯一最終日、というかウランバートルに帰る列車を待っている時間に駅周辺をぶらり。
キャンプ地とは異なり、結構栄えていました。
それから、中国らしい商品やブランドがちらほら。見て回るだけでも十分楽しかったです。
呼和浩特からモンゴルまで直通の列車ではなかったようで、二連浩特で降ろされました。しかも駅ではなく、線路上に。(笑)
最後に
最初にもお伝えしましたが、内モンゴルという名前ですが中国領域です。したがって、VPNを繋がないとSNSやGoogleなどの各種サイトやアプリが使えないので要注意です。
私自身、モンゴル以外の国に行ったことが無かったため、非常に新鮮でした。
ウランバートルからザミンウードまで列車がざっくりと2万MNTくらい(当時のレートで約1000円)国境を超えるバス1万MNT(約500円)←これは言い値のため、ぼったくられる可能性があります。
モンゴルに来たついでに行ってみるのもいいかもしれませんね。様々な行き方があるので、調べてみたり、私に連絡をください!
それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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