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読んで終わりにしない読書のすすめ

こんにちわ、モグ(@moneymog)です。
GWにまとまった時間が取れたので、Kindle上の過去に読んだ本のタイトルを見返していました。その過程で、ざっくりとした概要は覚えているが、詳細を思い出せないタイトルが山のようにありました。読んだ当時に良い学びだと感じていても、読み方が良くないと読んで終わりになってしまうんだなぁと感じました。
この状況を打開すべく、読んで終わりにしない読書方法について検討してみたので、その結果をまとめます。

1. 読んで終わりになる理由

・ 理解が不足している
・アクションが不明瞭

一つ目は、読書で得られる知識を活用するために必要な理解が不足している可能性があります。なんとなく読んで、なんとなく学んだ気になったが、自分は何も変わらない状況です。これを改善するためには、読書前の準備が必要です。
二つ目は、読書後のアクションが不明確な可能性があります。読んで、知識を実践したいとは思うものの、何をどう実践するかが落とし込まれておらず、何も実施しない状況です。これを改善するためには、読書後の行動が必要です。

2. 読んで終わりにしない方法

・読書前の準備
 ・解決したい課題を明確にする
 ・課題を解決できそうかを検討する
・読書後の行動
 ・行動につなげるために知識を整理する
 ・アクションプランを検討する
 ・結果を振り返る

まず、読書前に読書で解決したい課題を明確にしましょう。例えば、「文章が下手」という課題です。
次に、目次を読み、課題を解決できそうかを検討します。例えば、「ロジカルライティング」「コピーライティング」「ビジネスライティング」等文章の書き方の種類はいろいろあり、課題である「文章が下手」を解決してくれそうな内容はどれかを検討します。もし、達成できそうにないのであれば、別の本を探します。もし、別の課題の解決に役立ちそうであれば、別の機会に読み進めるのが良いでしょう。

読書後は、行動につなげるための知識整理をしましょう。2W1H(Why、What、How)の活用要約がおすすめです。例えば、今回の課題は「論理的な文章が書けない」であったとしたら、下記のような学びになります。

(Why)文章が構造化できていないことが原因である。
(What)文章を書く前に構造化する。
(how)構造化のため、マークダウン記法を用いる。
(要約)論理的に文章を書くには、構造化のためマークダウン記法を用いる。

2W1Hで整理することで、理解漏れを防ぐことができます。また、要約することで端的に実施事項を表現でき、行動につなげやすくなります。
次に、アクションプランを検討します。例えば、文章を書くときに必ず今回の要約を実施します。また、身近な生活・仕事の改善に組み込むと、実践の機会が多いためおすすめです。
最後に、アクションを継続し、習慣化するための結果の振り返りです。新しいことを始めるにあたって、慣れるまで21日間、習慣化するまでに66日間かかると言われています。そのため、下記のようなチェックポイントを置くことをお勧めします。
・1週間:アクションが開始されているか
・3週間:アクションに慣れてきたかどうか
・2か月:アクションが習慣化されたかどうか

3. まとめ

読んで終わりになってしまうことを防ぐためには、課題を明確にして、行動につなげることが大事です。

4. 補足

知識整理の手段としては、noteやブログのような情報発信が有効です。他者理解が前提だと、自分の理解がかなり深まりますし、コメントで関連情報や新たな視点を学べたり、誤りの訂正をいただき、自分だけでは得ることが難しい学習効果を得ることができます。

(参考)ツイッターとブログを約1か月半実施してみた感想です。

5. 参考図書

下記の考え方等が非常に参考にしました。
・「正しいかどうか」よりも「役に立つかどうか」
・「What」「Why」「How」で整理する
・20字の一言でまとめる

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