見出し画像

【コンサル】計画の最高峰は経営方針

家で、鶏ガラと野菜くずで出汁を取っておくと
全ての料理がワンランクアップしますよ!村上です。

@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト

さて、皆さまは
「一倉定」という方をご存知でしょうか>

一倉定氏は「中小企業の救世主」として
日本の経営学の源流をつくった人とも言える方です。
村上が初めて読んだのは、大学2年生の頃。
キレイごと抜きの経営学と聞いていたのですが、
あまりの言いっぷりに驚いた記憶があります。

この人を読んだから、
キレイごとが嫌いになったのかもしれません(笑)
ちょっとここでWikipediaから
一倉定の語録を引用してみましょう。

画像1

〇電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任である。「社長が知らないうちに起ったこと」でもすべて社長の責任なのだ。(一倉定の社長学より)

〇目標不達成の原因究明よりも、どうすれば達成できるかを考えよ

〇会社の赤字は、お客様を忘れたのが原因である

〇ボロ会社ほどスローガンが多い

画像2

どうでしょ?
村上のコンサルを受けた方ですと、
提案する手法は現代に合わせていたり、
会議の在り方なども表現は違えど、
この人が元になっていると言っても驚かないと思います。

ではこんな影響を受けた一倉定の著作を
村上は持っているのか?と言われると
現在持っていません💦

理由は二つ。
1 とっても高い。
2 ある程度頭に入っている。
と言うのがあります。

しかし、最近本屋で一倉定の本を見かけました。
※購入しました!
それは、「マネジメントへの挑戦 復刻版」です。

画像3

1,980円というお手頃価格でした!

めっきり最初のクダリが長くなりましたが、
「マネジメントへの挑戦 復刻版」
から、経営計画についてです。

村上の考えも含めて
早速いってみましょー

今回のオススメ本はコチラ

いやいやガッツリ読みたいよ!という方は
コチラ

最後まで読んで、記事がお役に立ちましたら是非フォロー・スキ・コメントお願い致しますm(__)m
他の人にオススメしてくれたって、いいんだぜ!
参考図書は「村上に1円も落としたくない方」は、スルー推奨。

計画の最高峰は経営方針

最初からわかりやすく一倉氏の言葉をお借りしよう。

画像4

経営方針は、経営者が自分の会社をこうしたい、
こうする、という意志を表現したものである。
会社の将来をきめる最高の計画である。

会社のあらゆる活動、そこに働く人々のすべての行動は、
すべて経営方針に基づくものであり、
経営方針に規制されるのがほんとうである。

画像5

国に憲法があり、それに則った形で法律があるように
会社の憲法が経営方針であると思っています。
国の憲法との違いは、
経営者が変更することができること。

この重要なはずの「経営方針」ですが、
多くの会社では無いもしくは、
形骸化している、従業員は知らない、
というのがほとんどではないでしょうか。

会社と言う国で、憲法もそれに基づく法律も無い。
あるのは、経営者と管理職のその場の判断だけ
だとしたら、こんな無法地帯はありません💦

だから、村上はまず経営方針や経営計画をつくりましょう!
というわけです。
その際言われるのは、
どう書いたらいいかわからないという意見。

経営方針は、難しく書く必要がありません!
そして、変えても良いものです。
だから、こういう会社にしたい。
こういうことを大切にして欲しい。
こういうことをしてはイケナイ。
など思いつくままに最初は
書くのが良いと思います。
※ミッション・バリューなどの形式を
とっても良いですが従業員も経営者も
スッキリする書き方がおすすめです。

画像6

経営方針の目的

目的はシンプル。
会社の目的地や方向性を決めるためにあります。

画像7

馬車をどこへもっていくかもきめずに、
馬を調教し、手綱さばきを訓練し、
馬車の手入れをしている。
いくらこのようなことをしても、
馬車の進めようがないではないか。

画像8

ということです。

また、氏は管理職という言葉が嫌いです。
※村上は便宜上使ってます(笑)
その真意は、部長は部の経営者、
課長は課の経営者だからですね。

また、世の中の経営書と言われる本が
氏に言わせれば「管理技術書」だという
こともあるでしょう。

村上としては、従業員に優しい日本では
ある程度「管理技術」は必要だと考えています。
ただ、管理は時代にそぐわない面もあり、
心理的安全性を維持した
何でも言える環境整備を推進します。

ちなみに、これらは計画を推進するためにも必要です。

画像9

計画とはどういうものか

本書では計画について書かれています。
ちなみに、計画は予想と違います。
将来の事を決めるということです。
つまり、そのとおりやることが前提。

そして、一倉氏は

画像12

死にぐるいの努力をしなければ「そのとおりやる」
ことができないような計画こそ、
ほんとうの計画なのである。

画像10

と言っています。
補足ですが、計画以上だから良しとするのも、
「そのとおりやる」となっていないのでバツです。

まったくもって、その通りだと考えています。
村上の考えは前回の記事で筋トレ話題のあたりを参照。

では、一倉氏が考える計画はどういったものでしょうか。
それは

画像12

〇実現不可能にみえ
〇事実に立脚せず
〇ムリがあり
〇非科学的なものであり
〇納得がいかない

画像13

というものを計画と言います。

こちらも、大賛成です。
というのは、会社が生き残るために
必要な計画のはずです。

従業員から、
・ムリです。
・過去の数字を見てください。
・納得いきません。
と言われたところで、引き下がっては
「じゃ会社潰しますか?」
となってしまいます。

倒産

ですが・・・
良く言う言葉なんですが、
「聞いて結論を変える必要はないが、
意見は聞く必要がある。」
と思っています。

ある種のガス抜きと言う面と、
話せる環境を維持しないと、
必要な情報も入ってこなくなるからです。

最後に

どうでしょうか。
ある人にとっては昭和感満載かもしれません(笑)

けれど、経営者にとっては会社と一心同体です。
どうなろうと、従業員が会社の借入を
肩代わりしてくれることはありません。

しかし、どうも最近は従業員に
経営者が従うような本もありますが、
耳を貸す面と決断を下す面と
キッチリ分けた方が良いと思います。

一倉定はオススメです!

コンサルの料金などはコチラ

ということで、また(●´ω`●)

画像15

この記事がお役に立ちましたら、是非フォロー・スキ・コメントお願い致します!周りの方にオススメして頂きますと、ヨダレ流します。

そんな私どもに「経営のご相談」や「資産運用のご相談をしたい方」
村上にひとまず会ってみたいという方は下記連絡先までご一報くだされば幸いです。
※多くの方が当初メールで頂いております。
※業種問わずコンサルしています。

毎日あなたのそばにいることはできません。
でも、毎日あなたを応援しています。

■連絡先

マネーコンサルティング Ø(スラッシュオー)
神奈川県川崎市宮前区小台1-19-5
村上 直人
℡ 090-4595-1148 ✉ murakamibull@outlook.jp
Twitter https://twitter.com/murakami_naoto

サポート頂けますと嬉しいです。頂きましたサポートは地域活性化の為に主に使用します。また、お許し頂けるならサポートして頂いた方にも季節のお手紙お送りしたいです。