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○○だったらどうしよう、と不安になるときの対処法


こんばんは。
今日も1日お疲れさまでした。

生きていくなかで、ほとんどの場合、
自分以外の誰かと関わらなければいけませんよね。

自分とは違う環境下で育ってきた人は、
やはりどうしても自分と違う考え方をするものです。だから、予想できないことを言われたり、自分は絶対にこうだ!と思うことを否定されたり…人間関係はなかなか一筋縄ではいきません。

なかでも、繊細で人の表情や言動から心情を敏感に感じとってしまう方は、相手のちょっとした反応の違いなどから、「もしかして、気に触るようなことを言ったかな…」など、考え込んでストレスを感じでしまう場合があります。

今日はそんな繊細なお悩みを抱えていらっしゃる方に聞いてほしいお話です。

悩んだり、気になったりしてしまうことは「あなたの能力」だと理解する

まず、「なんで自分はこんな細かいことを気にしてしまうのか」と考え込んでしまう方がいますが、それは全く悪いことではないことを知ってほしいなと思います。

先ほどもお伝えしたとおり、
育った環境が全く違うもの同士が関わるのですから、繊細で細かいところまで気になる人がいても何もおかしいことではありません。
むしろ、他の人が気にも止めないことに気づき、考えをめぐらせることができるのは、能力と言えます。

ですから、まずは、いろいろなことを気にしすぎてしまう自分を卑下するのではなく、「またわたしの能力が発揮しているな」と認めて誇りに思ってみてください。いきなり誇りに思うのは難しい、、という場合はまず、自分のマイナスポイントではなく、ひとつの能力として認知するように心がけてみると良いでしょう。

「どうしよう」で思考を止めるのではなく、「どう行動しようか」まで考えてみる


もう一つのポイントは、「○○だったらどうしよう」と考えて思考をめぐらせるのではなく、「もしそうだったらどう行動しようか」まで想像し切ってしまうことです。

よく、考えすぎてしまう人へのアドバイスとして、肩の力を抜いて、気にしないように、考えないように、といったアドバイスを聞いたりしますが、考えてしまう人に対して、考えないようにすることが1番難しかったりします。それよりも、○○だったらどうしよう…というところまで想像できたのなら、あと少し、万が一自分の予想が当たってしまった場合、どんなふうに行動しようかな、と考えてみることをお勧めします。人は備えがあることで心が安定します。「万が一そうなってしまっても準備してあるから大丈夫」と思うことができれば、自然と肩の力が抜けるものです。

そして、どんなふうに行動しようかな、と考える際、大切なのはなるべく1人で抱え込まない対策を考えてみることです。

たとえば、「○○さんが、もし自分の言葉で機嫌を損ねてしまっていたのであれば、謝ろう」こう考えた場合、解決策の主軸は自分が謝ること、にあります。これももちろん正解の一つですが、自分へプレッシャーを与えてしまい、別のストレスをかけてしまうことにもつながります。そのため、できれば「○○さんが、もし自分の言葉で機嫌を損ねてしまっていたのであれば、そのことを友達に相談してみよう」など、信頼できる誰かを頼る方法で、対策を考えてみてください。なかなか、話せる存在がいない、という場合は、匿名の相談場所(知恵袋やSNSなど)などを活用し、相手の名前や会社名、業務内容などの守秘義務を守りつつ、状況を第三者に相談することをお勧めします。

こうすることで、
○○かもしれない→でも、もしそうだった場合でも△△に相談してみよう
という流れで、不安を一時的に棚に置いておくことができます。

心配していることの7〜8割はだいたい杞憂で終わるので、まずは頭の中に浮かんでは消えていくネガティブな想像に対して、解決策まで考えて気持ちを安定させることを心がけてみると良いでしょう。


明日が、皆様にとって
少しでも、平穏な1日となりますように。

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