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落ち込んだら、無理にジタバタせずしばらく落ち込んでいよう


今日もお疲れさまでした。
生きているといろんなことがありますね。
ぜひ、今日1日をやり切った自分を優しく労ってあげてください。

さて、今日は、タイトルにもある通り
落ち込んだ時のことについて、お話ししたいな、と思います。

実はちょうど最近、わたしにも、落ち込むことがありました。何年も生きていても、どんなに経験を積んでも、やっぱり落ち込むときは落ち込みますよね。

落ち込むことは仕方のないこと、失敗が全て悪いわけではない、むしろ後々プラスに働くこともある、ということはわかっていても、受け止めきれないモヤモヤした気持ちでいっぱいになります。今すぐこの場所から逃げてしまいたい、そんなことまで考えます。

そんなときに、どうしたらいいのか、私なりの対処法や考え方をご紹介します。

落ち込んでしまったのだから、しばらく引きずるのは当然だと理解する

落ち込んでしまったとき、起きてしまったものは仕方ないのだから気持ちを切り替えていかないと、と思ったりしますよね。ずるずると引きずるのは良くない!と自分に喝をいれたりすることも。

でも、落ち込むことがあって、悲しいと思う気持ちは、今自分に起きている心の状態そのものであり、事実です。落ち込んではいけないという決まりはなく、むしろずるずると引きずるのは当たり前のことです。

なので、まずは落ち込んでいる状態を容認します。

「落ち込んでていいよ、悲しいよね。そりゃそうだよ。」という具合に、自分に寄り添ってみます。無理に気持ちを次に切り替えようとしなくていいです。まずは、落ち込んでていいんだよ、ゆっくり回復してこうね、というスタンスで自分の心に語りかけます。そして、自分を慰める行動もしてみます。

たとえば、大好きなケーキ屋さんのケーキを買ってみたり、行きたかったお店に行ってみたり…。そんな、自分を慰める行動をしている最中でも、嫌な記憶は何度もフラッシュバックします。でも、その度に忘れよう、切り替えようとするのでなく、「落ち込むよね、うんうん。」とただ容認します。

ポイントは、次に気持ちを切り替えるのには時間がかかるということを知ることです。

そんなふうに発想を変えてみると、落ち込むことは悪いことことではないことに気づきます。

落ち込んだ理由を見つめ、その逆を叶えるための行動を妄想してみる

落ち込むね、と容認し1日〜3日ほど経つと、落ち込んでる状態にも慣れてきます。私たちが持つ素晴らしいスキル、"慣れ"です。

そうしたら今度は、落ち込んでいる原因に向き合ってみます。向き合うためには、以前ご紹介した、『自分で自分の機嫌を取るコツ』でも取り上げましたが、自分の気持ちを客観視することが大切です。

  • 自分はなぜ、落ち込んだのか

  • どうして、悲しいのか

  • どうすれば良かったと思うのか

そんなふうに、なぜ落ち込んでるのか?を自分に問いかけて、紙でもスマホのメモでもよいので、書き出してみます。

なぜ、自分が落ち込んだのかを可視化できたら、次は、落ち込んだ原因の逆のことが起きるようにするために、どう行動しようか考えてみます。

(例)
仕事で失敗をして、お客さんに怒られてしまった。→1人でもいいから、お客さんからありがとうと言われる接客をしてみよう

友達と喧嘩してしまった。ちゃんと仲直りできるかわからない→メールでもいいから、仲直りしたい気持ちを伝えてみよう

好きな人に振られてしまった。悲しい。→見た目も心も綺麗なって、周りから好きと言われるような自分になろう。

…と、こんな感じで多少大きな夢のような、妄想になってもいいので、行動する目的や内容を考えてみます。

少しずつ、行動してみる

妄想が膨らんだあとは、そこまで行くための道のりを書き出してみます。

先ほどの例で考えてみると、

1人でもいいから、お客さんからありがとうと言われる接客をしてみよう
→まずは、店内のお客さんをよく観察するようにしてみよう。
→もし、困ってる人を見かけたら、自分から声をかけてみよう

という形で、具体的な行動を考えてみます。

あとは、それを一つずつ実践してみます。


この一連の流れが過ぎていったとき、
落ち込んだ自分から、その落ち込んだ出来事を糧に次のアクションをとっている自分に、いつのまにか自然になれたりします。

1番大切なのは、落ち込んで気持ちがモヤモヤするのは当たり前のことで、その気持ちからすぐに立ち直れないのも当たり前だと知ること。

そして、無理に気持ちを切り替えようとするのではなく、落ち込んでいる自分の心を容認してあげることだと思っています。

もし落ち込んでいる方がいたら、
その気持ちは当然のもので、落ち込んでも大丈夫なんですよ。嫌なシーンがフラッシュバックしても、それもそういうもんなのですよ。とお伝えしたいなと思います。


明日が、皆様にとって
少しでも平穏な1日になりますように。

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