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学習: ドイツ語 #1 | 独検の昏い森 (Teil II. 独検一級 二次試験 1)

一般的に マイナー試験のカテゴリに含まれるであろう 独検一級に対して
どのように試験対策をするべきか?

フランス語は言わずもがな 近年 中国語にも押されていると聴きますが。。。

例えば メジャー試験に属するであろう英検に比べ 圧倒的な情報不足なこの試験の出口に向けて あれこれ悩みながら足を進めたことがあります。

あたかも 昏い森の中に 懐中電灯で足元を照らしながら道を探すかのような
ドイツ語巡礼者同胞?に向けた お節介な情報共有のため
何回かに亘り 駄文を連ねようと思います。

といいつつ
一介の学習者の視点で 独りよがりの記述をするのみでして
他の方に何かを教えるレベルにないのは承知していますので
自分が現場で体験した様々な生の感情(驚き、焦り、後悔、緊張、等々)を共有してもらうことで
事前準備につながる気づきを得てもらえたらいいなぁ と感じます。

その前にまず前段ですが:

独検一級には C1とは違った試験対策が必要であり C1よりも出題に癖がある点が難しい、且つ C2よりも総合的な難易度は低いのでは?、 というのが自分の感触で、
特に独検一級は二次試験がC1より難しく 要注意だと思われます。
*追補221228
 C2は未受験ですが僅かに試験勉強をした時分の記憶に基づきます。

以後
ドイツ語文法に見られる『枠外し』のように やや話が前後しますが
一次試験(Teil I.)は脇に置き 二次試験(Teil II.)から筆を進めたいと思います。



師走の最中に届く一次試験の合否結果を見て 合格者は 翌月1月の二次試験に向けて準備する。
マイナー試験と言えども 流れは至極簡単で ただそれだけの話なんですが
自分のように
 「あの筆記試験に合格できるわけがない、試験は来年もあるから、マイペースで淡々と勉強するだけさ」 
などと後ろ向きな?悟りをひらいている人の場合
一次試験の合格通知を見ても

  何かの間違いでは? と半信半疑、
  多少実感を得ても 謎の開放感に満たされてしまい、
  二次試験のことなんてまだ考えられない! 
  よし、この話は来年来年。いまは年末年始で忙しいし。。

となってしまうのでは、、、と想像されます。

>> 二次試験の罠はそこにあります <<


試験全体の建付けをちゃんと下調べしていないのんびり者の自分は
「まあいいや。二次試験がダメだったとしても 一年後にまた受験すればいいや。一年間宙ぶらりんなのは気分的に落ち着かないけど 一年掛けて口述試験の練習をすれば 流石に来年合格するでしょう。」
と 呑気に構えてました。

ところが、、、、、、
二次試験が不合格の場合
一次試験免除は (ある条件を満たさなければ) 与えられません。。。。

>> 無いんです。 <<

>> つまり 殆どの不合格者は 一次試験から やり直し。 <<


なんて非情なんだあんたは


ざっと見 メジャー試験の英検と同様なルールのようですが、、、、、

>> 全員じゃないのぉぉ ?! <<


早くものんびり年越し気分の自分が ネットで見つけた独検一級先人達の
試験対策記事をあれこれ参照していて
この罠(というか自分自身の準備不足)に気付いたのは 確か 年末。。。。
来月の二次試験日まで ひと月あるかないか。。。。

後日談:
あるドイツ語教室の無料体験講座にリモート参加したとき
長期に学習されているご年配の方が 丁度 自分と同じ日に二次試験を終えられたようでした。

その方は 去年も一次試験に合格されたのですが 二次試験で不合格。
今年も一次試験を受験し 無事通過したけれど 二次の感触は昨年同様。。。 「来年三回目受験だな」 と 明るく感想を伝えられてました。

『一次試験からやり直し』の 貴重な実例を目の当たりに。。。。


ドイツ語会話を得意としたり 普段から会話の頻度が高い人ならまだしも
自分は 一次試験/筆記対策に大半の勉強時間を充てていたこともあり
聴解力は一次試験対策に含まれるため(不得意だけど)まだ感覚があるとして
会話力は 確実にレベルが落ちていました。

とはいえ そう主観判定するのは 正しい推論ではなく
合格にどの程度のレベルが必要か判断するには 客観的な指標が必要。
ということで 再び主催団体サイトを参照すると。。。。

うーむ。どこまで何ができていれば良いのか。。。。
英検一級のように ネイティブとどんな話題でも自由に意思疎通が可能
(だったかな)といったレベルを期待されているのか、 
はたまたそれ以上なのか、、、、???


長々と書いてきましたが 一言でまとめると こうです:

>> 二次試験の対策準備はできるだけ早く! <<


次のポイントは では何をどう対策すればいいか? ですが
早道/効率第一ではなく
まずは二次試験の課題例をよく読み、
質疑時間13?分程度で 何をどう受け答えする試験なのか
自分なりのイメージで回答を想定してみることが第一歩だと思います。

何が求められるかを想像し その回答準備のなかで
自分なりの壁が見えてきたところで
ネットで見つかる参考情報を参照するのが良いのではと感じます。

急がば回れ で、 壁を実感し 残り時間の短さに焦ることにより
その後の 真の準備に向けて良い緊張感で移行できると思います。

微力ながら 自分が立てた対策については 次回以降にします
(長すぎても読みにくいでしょうし 区切りがいいので。)


231229 追補

続きをこちらに投稿しました:


余談
出し惜しみするつもりはないですが こういう試験ネタをあまり詳細に書くと 主催団体からクレームが来たりしないかは やや気になりはします
(来ないか。。)

民間試験とは違いますが 例えば 厚労省管轄の集金目的に思える国家試験には受験の雰囲気や合格者の解答例などを 受験予定者に僅かでも情報リークすると資格失効させるぞ、と脅しがかかるものがあったりします。
自分が知らないだけで 国家試験ってどれもそのように厳格なのかもしれませんが。。。(でも厚労省のその試験には不信感あり。)


補足

絵柄を以下サイトから引用しました。
ドイツの昏い森 の写真を探したのですが 薄気味悪いものが殆どで。。。
元の意図とはやや逸れますが
灯りを燈す長靴猫くんにこの記事の助太刀をいただくのが適切と感じました。


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