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時事: ロシア #1 | Der Russische Patient / ロシア人の患者

毎週通っているドイツ語学校の授業で ドイツ人の先生がDer Spiegel誌から選定された記事を読みます。
先生は特にドイツの政党政治に関心が高く、内部事情に疎い自分は その手の内容にあまり興味を持てないことが多いのですが
この記事(Der Russische Patient)は プーチン前後のロシアとウクライナへの侵略について 紀行文の体裁をした短編小説を思わせる運びで
その味わいが自分のアンテナで検波しやすいものでした。


ドイツ語原文は流石にネットには見当たらないだろうし、無断の複写転載はちょっと、、と思っていたら
Der Spiegel ホームページの「国際版」という場所に
下記 英語版が掲載されていました:

Many Russians have fled their country as a result of Putin's invasion of Ukraine. DER SPIEGEL reporter Timofey Neshitov, born and raised in St. Petersburg, recently visited his fellow compatriots in exile. A personal journey to the origin of evil.

それがし 未だ道半ばのドイツ語修行僧ですので
ドイツ語原文の味わいを評論するのは力不足ですが
西中東欧諸国や旧ソ連同盟国に亡命中のロシア人五人それぞれの
ロシア内での政権批判活動と離国までの経緯が
在独ロシア人記者Neshitov氏のInterviewで淡々と語られ
彼らがプーチンのロシアに翻弄される苦悩と無力感が印象に残りました。

同時に
WW2以降も変わらないロシアという国の内実、
ドイツ政府のPutinに対する無邪気さなど、
様々な指摘が提示されています。

 *平易な英文ですが、長いです。
 *二人目のInterviewee以降から 徐々に展開し始めます。

I had hoped a visit with him would do me good, but I didn't feel any better afterward, rather more like a patient in a very large hospital.
The Russian patient.


5人のInterviewee:


ちなみに Neshitov氏が手掛けたであろう記事群が以下に紹介されています。
本稿のは見当たりませんでしたが:


”彼が大衆”


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