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書かなきゃわからん

noteで書いていると、投稿のたびに誉めてもらえるし、時々編集部の方に見つけてもらってピックアップしてもらったり、読んでもらえるチャンスは多い。

そして、多くの人の投稿で見かける「謎の現象」は、投稿数を重ねれば重ねるほど起こっているように感じている。

その謎の現象とは「読まれたいと思ってしっかりと組み立てた文章ではなく、力を抜いて書いた文章が読まれてしまう(でも、めっちゃ嬉しい)」ことだ。

ついつい引用したくなる、考えたくなる、そんな投稿が魅力のカミーノさん。僕は、何度も引用させてもらっているけれど、このたびの投稿は共感と、やはり同じことを感じていたのか・・と安堵の気持ちがあった。

僕は、ほとんどの投稿は思い出しながら書いていて、事前の構成もほとんどないし、推敲もあまりできないままに投稿しているものが多い。タイトルは、大体最後に決める。

書きたいことが、萎んでしまったり、消えてしまわないように、急いで走り書きをしているようなイメージだ。

日々、そんなふうに書いていると、カミーノさんが言うように、自分でも思ってもみなかったゴールに辿り着くことがある。

例えばこの投稿も、楽器ケースがバレて「楽器を演奏したこと」をゴールにしようと思って書き始めたら、先輩たちを楽器名で呼ぶことが楽しくなったり、当時の気持ちが蘇ってきて、緊張したけれど楽しかったことをそのまま書いた。


走り書きということで考えると、この投稿はまさに走り書きだ。スタバのモンについて、単に美味しかったと書くだけではなく、モンブラン好きとしてのスタバへの期待を込めたものを書いていたと思う。

モンブランは、常に進化していくケーキだと思っているので、それこそスタバのような社会現象を作れるお店がきちんとモンブランを立て直してくれたことは、とても嬉しいことだったのだ。


たまにTwitterでも、自分の投稿をシェアすることがあるけれど、自分で書いたものに帯(紹介文、要約、紙の本に付いている帯のイメージ)をつけるのは、結構恥ずかしい。

だから、誰かに紹介してもらうととても嬉しいし、帯らしくなる。

本文の中から、印象に残った言葉を抜き出してくれたり、感想を書いてくれたりすると、自分が書いたはずなのに、その投稿に戻りたくなってしまう。

スキがみるみる増えていくのも楽しいし嬉しいけれど、Twitterで不意にメンションされると、僕がいないところで誉められているような感覚になって、嬉しいのだ。

また、自分なりに“狙った”文章は、その邪な気持ちが伝わるのか、思ったよりも伸びないことがある。僕の場合は、作り込むと基本的には明るい話題ではない傾向もある。

もっと勉強したらいいのだけれど、文章を書くための技術や工夫のようなものがたくさんあるし、読み手のために分かりやすくて楽しい文章を書けるのが理想ではある。

なんなら、毎回のように“スキ集まれ!”と健全な承認欲求を発揮している。伝えなくては!という使命感もある時はあるけれど、ちょっと書いておこう、みたいな感覚の方が強そう。


なんにせよ、読んでくださって、リアクションがあると、そこから広がる世界がある。

ただ、世界は広がるけれど、文章の謎は深まるのかもしれない。

カミーノさんや僕だけではない、この謎の現象。これからも起こり続けて欲しい。


#謎 #noteでよかったこと #なぜ

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