見出し画像

お風呂いただきます

毎週月曜日は、旅の記録を書いています。

旅の記録、読んだ本のこと、事前にinfocusさんに原稿を共有してサムネイルを作ってもらっているのですが、そのやりとりの中で、僕が好きな作家である、原田マハの「旅屋おかえり」を読んでるんです、との情報がもたらされました。

旅屋おかえりは、旅の代行業をしている人の話。目的地や思い出の地に赴いて、映像を撮って編集して、お客さんに渡す。

中でも、温泉地での出会いが印象的な場面があります・・と続けてしまうと、本の紹介になってしまうので、今日は旅の記録です。

僕はひとり旅では、地元の銭湯に入ることが多いです。温泉日帰りでも、さっと入ってみると僅かな時間でも地元の人たちの会話が聞こえ、場所によっては素晴らしい景色を眺めることもできるからです。

というわけで、これまで行った銭湯で、印象に残っている場所を紹介したいと思います。銭湯のことを書いていないものもありますが、メインの旅の話はそれぞれリンク貼ってみました。

秋田・角館「かくのだて温泉」

紙風船祭りからの帰り、雪の降る中で見つけた銭湯。あとから知ったのですが、熱いお湯が名物・・ということで、とっても熱かった・・。確か、45℃くらいだったと思います。外との寒暖差・・50℃くらいでしょうか。

紙風船祭りには、テレビでみたことのある演歌歌手が出ていましたが、その人とよく似た人が、あとから銭湯に入ってきました。銭湯では何も身に付けずに入るので、顔を見られる、声をかけられる、・・はよくあることなのかも知れませんが、そういう場所にも来るのかぁと思いました。


山梨・甲府「喜久乃湯温泉」

太宰治が通ったと言われている、甲府駅近くの銭湯です。名前のとおり、温泉をつかっていて、駅前で便利な場所に歴史ある銭湯が残っているのが印象的でした。一般的な銭湯は、洗い場の奥に浴槽がありますが、この銭湯は浴槽を囲むように洗い場があり、浴槽も瓢箪のように柔らかな曲線。

ぶどうをお腹一杯食べていた身体に沁み込む温泉・・。お風呂上りのコーヒー牛乳は自粛しました(笑)


東京・八丈島「樫立向里温泉 ふれあいの湯」

火山島である八丈島は、温泉が豊富です。島内にはいくつもお風呂があって、無料の場所もありました。この温泉は、景色が良い場所にあって、夕日を眺めながらお風呂に浸かりました。ほかの温泉では、星見風呂ができる露天風呂もあるようです。

免許の更新に行って来た・・と話す地元の人たちの話しは、同じ東京と言えども、「本土」と表現するところに島らしさを感じました。駐車場に「品川」ナンバーの軽トラが並ぶのも、なかなかシュールです。


銭湯では、カメラもスマホも何も持たずに地元を体験することができます。方言も聞こえてくるし、ひとときの休息も、誰の目も気にせずにできます。

今後行ってみたい銭湯が一軒あって、それは京都にあるのですが、脱衣所と浴室の階層が違っていて、裸でエレベーターに乗るらしいのです。

ふつう、裸でエレベーターなんて乗れないから、ぜひやってみたいんですよねぇ。

カピバラの温泉も癒されますねー。ほかほかしたサムネイルをinfocusさんにつくっていただきました。カピバラ銭湯とか、どこかにありそう。


#旅 #ひとり旅 #銭湯 #温泉 #カピバラ




最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd