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静かな新幹線

連休中の1日、思いつきで夫婦で旅に出てみた。

子どもが大きくならないと無理とか、子どもと一緒じゃなきゃ可愛そうみたいなことを思っていたけれど、現地に着いてみて、ご飯を食べてみて、イベントを眺めてみて、思ったことがある。

なんだ、大丈夫だ。

2人の子の父と母である以前に、僕と妻には2人の思い出があったんだよなぁということをしみじみと思い出した。

夫婦の2人の思い出の地を、子どもを連れて旅するのは、ある意味では大人の勝手でしょ・・みたいなところがあって。ただ、家族の始まりとかって、クルミドコーヒーはかなり連れて行った感あるけれど(笑)

子どもからしてみれば、そんなん知らんがな、だと思うから、これでよかったのかなと思う。

行きも帰りも、新幹線には小さい子が乗っていた。通路を走る子もいたし、泣き出す子もいた。

車内表示の「多目的スペース」も何かと思いだす場所だ。上の子が乳児だった頃、新幹線の旅をするときに、多目的スペースを授乳室のように使っていたのだ。

一緒に乗っていたら、お子さんを連れた親御さんと同じように緊張していただろう。今回は大人だけだから、そんな心配がない。だからこそ、余裕を持って小さな子の存在を感じている。

下の子は、新幹線に乗ったことがない。電車に乗ることも少ないから、きっと喜ぶだろう。

上の子も新幹線の思い出は、思い出せないかも知れない。そのくらい幼い頃にしか乗っていないから。

旅はお金がかかる。時間もかかる。

当然失敗もあるし、もっとできたのになんて後悔もする。

インターネットで見れば十分なんて人もいるけれど、やっぱり現地には敵わないと思う。

今年の家族の目標にキャンプをするというのがあって、とにかく一度やってみなくては、と思ってはいる。


移動の時間に、パソコンでnoteを更新しようかと思ったけれど、思い直してモバイルキーボードでパチパチ。集中できる。

静かな新幹線で、眠気と闘いながら書いてみた、数日前の下書き。

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