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寝相は真理

赤ちゃん、赤ちゃん、と呼んでいた我が子が、春に1歳になり着々と成長しています。この時期は、寝返り、ずり這い、ハイハイ、つかまり立ち…と変化していくわけ(個人差あり)で、成長過程という意味でも、安全管理という意味でも目の離せない時期になりました。

上の子たちは、それなりに親の言っていることを理解できるため、逆に我慢を強いています。下の子が口に入れてしまいそうな(大体のものを口に入れる)小さなおもちゃ類を、全て使用禁止にして、片付けてしまいました。

遊ぶときには、別の部屋で個別に遊ぶ選択肢もあるのですが、寂しいし怖いし嫌だ、となるので、現状ではぬいぐるみ類で遊んでいることが多いのです。

下の子は、上の子たちに揉まれつつ、可愛がられつつ、ハイハイで移動するようになりました。不可逆的なもので、もうずり這いや、体を転がして移動することはほとんど無くなって、大抵の移動はハイハイになって、成長と少しの寂しさを感じています。

そんな成長に伴って変わる移動方法は、寝るときにも発揮されます。

寝かしつけの時間、布団の冷たい場所を探して、ゴロゴロ、ハイハイ、部屋はエアコンでほんのり冷やしているのですが、布団は人が寝転がればすぐに温かくなってしまうもの。この時期は、大人でもひんやりとしたあの触感が恋しくなります。

子どもたちは思い思いに転がるのですが、特に動きが激しいのは、下の子。冷たさを求めて、縦横に移動するのです。薄暗い部屋で、寝かしつけようにも、下の子がハイハイをしながら冷たい場所を追い求める様は、ともすれば室内遊び場で黙々と遊んでいる子どものよう。

枕やタオルケットの障害物を越えるだけでなく、寝ている上の子たちをも乗り越えようとすることもあります。もう少しで寝られる…と微睡んでいた子たちも、突然体の上に乗られたり、不意に体に下の子の手足が当たったりして、驚いてしまうこともありました。

ようやく寝た…と安心して、大人は別の部屋に移動して家事をこなしていたりして、寝室に戻ると、寝ていたはずの赤ちゃんが大きく移動していることがよくあるのです。大抵エアコンの風が当たる布団の場所にいて、そこに行くまでに上の子の体があったはずだけど…みたいな移動をしていたりして。

布団に飽きたらず、冷たい廊下で寝ている時もありました。流石に布団に移動して、寝かせましたが、冷たさに気がついたら床も快適なのかもしれません。大人みたいに起きたら体がバッキバキってこともないのでしょうね。

とにかく、下の子は我慢せずに、涼しい場所、快適な場所に移動して、本能の赴くままに寝ています。そんなこともあって、タオルケットのような被せ物は意味をなさないので、室温の調節はまさに試行錯誤でした。

この夏は、設定温度28度で自動運転させつつ、サーキュレーターで部屋の空気を回すという作戦が、今のところ良さそうです。

寝る子は育つ、少しでも快適に。



#寝る #子どもの成長記録 #寝相

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