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正直そろそろ仕事したいけど、怖いんだ

18時半。帰宅ラッシュ。
スーパーの袋を下げて帰宅する人、うつむいて疲れた様子の人、
お子さんを自転車の後ろに乗せて足早に帰る人。
そんな人たちをみて、今日も一日お疲れ様ですと心の中でつぶやく。

適応障害になり会社に行かなくなってから半年が経った。
休み始めの時期は暖かくて、うわ〜また暑い夏が来ちゃうなぁなんて思っていたのに、もう寒くなっちゃったよ。
「monaさんが働きたいなぁと思うようになるまでゆっくり休んだらええですよ。」
心療内科の先生から言われた。
働きたくないわけじゃない。働くことが嫌なんじゃない。
仕事から帰ってくる人を見て、カフェでパソコンを開いて何やら資料作成をしている人を見て、私も仕事したいなと思うことだってある。

でも本格的に復職を考えると怖くなるね。
今私は、あるタイミングを待っている。
それによって今の会社で復職をするか、転職するかが自分の中で確定する。
転職するとしたら受けてみたいと思う企業もある。

ただ、ふと怖くなる。
この休職期間のことなんて話したらいいのかな、そもそも話さなくてもいいっていう人もいるけど大丈夫かな、第二新卒で転職ってどの程度見込みあるのかな、きっと今の会社より福利厚生が良い環境はあまり期待できないよな。
そんなふうに不安なことが出てくる。
まぁそんなこと考えたらキリがないんだけどね。

私は多分、面接は得意な方だ。
初対面の大人と話すことにあまり抵抗がないのと、自己分析が割と得意なので
面接官が納得いくように話すことはできる。
ただ今回の場合、働き出すとなると転職にしろ復職にしろ病み上がりだ。
元いた部署に戻ることはなるべく避けたいが、大体雰囲気がわかっている同じ環境に戻って出だしをスムーズにしても、自分がどの程度働けるのか怖い。
心機一転新たな環境に身を移したとしても、環境に慣れることから始まるという割と病み上がりにはハードな動きに自分がどう適応できるか不安だ。

適応障害になってからなるべく自信を失わないように気をつけている。
だからこうして発信して、私は今一人じゃないし、社会にはいろんな人がいて、同じような環境で戦っている人もいるんだと、自分を鼓舞するようにしている。
でもやっぱり昔よりは少し、自信がない。
また環境に適応できずに、うまくストレスコントロールできずに会社に行けなくなってしまったらどうしよう。
起きるかどうかもわからない未来のことなんて心配するのは損だとわかっていても、一歩を踏み出す時って怖いね。

インフルエンザで学校を数日間休んで久しぶりに登校するときのあのなんとも言えない不安感。
なんかその感覚を思い出す。

社会という久々の環境に不安になる。

こうやって不安になる日も、こうやって考えちゃう自分も認めて、
不安モード発動してるなぁ〜って受けとめてあげるのも大事。
そしてできれば、まぁなんだかんだなるようになるもんだ!と
少し前向きにおまじないのように唱えるのも大事。
少しずつでも行動をすることで不安を自信に変えていきたい。

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