初心者でもできる、更年期の悩みはピラティスで解消。

だるい、
やる気が出ない、
突然カーッと熱くなる……

更年期のつらい症状に悩んでいませんか？

更年期の悩み解消に効果的なエクササイズだと
いわれているのがピラティス。

難しい動きはなく、
初心者でも気軽に始められます。

この記事を読むと、
ピラティスが更年期にふさわしい運動である理由が分かります。
 

１・ピラティスって初心者には難しい？

ピラティスとは胸式呼吸をしながら深部の筋肉や骨格に意識を向け、
インナーマッスルを鍛えるエクササイズです。

正しく体を動かし、姿勢矯正することで
筋肉や内臓が本来の位置へ導かれます。

リハビリとして考案されたため、激しい動きはありません。
性別や年齢を問わず初心者でも安全に始められます。

２・ピラティスの更年期症状への効果は？

１・自律神経を整える

【倦怠感、不安、のぼせ、めまいに効果的】
更年期障害の原因の一つは、
女性ホルモン『エストロゲン』の減少による
自律神経の乱れです。

自律神経は循環器、消化器、呼吸器などの活動に関わり
24時間休むことなく心身の機能を調節しています。

倦怠感、不安、のぼせやほてり、めまいなど
さまざまな不調の原因は自律神経の乱れによるものです。

ピラティスでは、肺を広げるように息を吸って吐き切る、
胸式呼吸を行います。

続けることで深くリ ズムがよい呼吸ができるようになり、
自律神経のバランスが整います。

自律神経のひとつである
交感神経の働きが優位になるため
体内に酸素が多くとり込まれ細胞が活性化、
からだ本来の機能が戻ります。

のぼせやめまいは自律神経に深くかかわっているので、
大幅な改善が期待できるでしょう。

リフレッシュ効果もあり
不安やイライラなど精神的なトラブル解消にもピッタリです。

２・体幹が鍛えられる

【ヒザ痛、腰痛、肩こり、筋力アップ、姿勢改善に効果的】
女性ホルモン『エストロゲン』の減少は、
関節を支える軟骨や筋肉の衰えも引きおこします。

手足のこわばりやヒザの痛み、肩こり、腰痛などの症状に
悩む人も多いのではないでしょうか。

ピラティスは骨格を意識しながらインナーマッスルを
動かすエクササイズです。

大きな効果のひと つ、それは深層筋が鍛えられること。

この筋肉は、体の深い場所にあり見た目で動きは分かりませ ん。

肩関節、股関節にも広く分布し、
関節や内臓の位置を安定させる、
姿勢の保持や動作をスム ーズに行う重要な役割を果たしています。

深層筋が鍛えられ体幹が整うと姿勢が良くなり、
肩こり、 腰痛、ヒザ痛の改善に威力を発揮してくれます。

３・骨盤のゆがみが取れる

【血行促進、冷え、むくみ、うつ、無気力、不眠に効果的】
女性ホルモン『エストロゲン』の役割のひとつに、
幸福感を感じるホルモン『セロトニン』の分泌があり ます。

エストロゲンが不足すると、セロトニンもつくり出せません。

眠れない
気持ちがふさぎこむ
何を見ても感動できない

無気力になり軽いうつ状態を感じるという症状はありませんか？

ピラティスは骨盤のゆがみを矯正します。

全身の土台である骨盤が正しい位置におさまると、
股関節や上半身の骨格も本来の位置に整い
全身の血行が促進されるのです。

血液が全身に届 き、細胞ひとつひとつが活性化すると、
健やかで活力のある体に変化します。

運動後などに、すっ きりしたという経験はないでしょうか。
これが、血流が良く脳もクリアな本来のいい状態です。

体の機能が改善すると精神的にも安定し、
心に余裕が生まれ前向きになります。

夜も眠れるように なり、やる気も増して
以前より笑顔が多くなっていることでしょう。

３・ピラティスをはじめて人生を変えよう

ピラティスが更年期にふさわしい運動である理由を説明してきました。

・ピラティスは初心者でも難しいエクササイズではない
・ピラティスの３つの効果は、更年期の不調解消にマッチしている
❶自律神経のバランスが改善、からだ本来の機能を取り戻す
❷体幹が鍛えられ、筋力アップ
❸骨盤が矯正され、全身の血行が良くなる

ピラティスを続けると全身の筋肉が鍛えられ、
疲れにくいからだへと変化します。

体力がアップすると気力も充実、
明るく前向きに何事にも取り組めるようになるでしょう。

人生 100 年、まだまだこれからです。
元気さえあれば何でも出来る時代になりました。

仕事を頑張る、家族との時間を充実させる、
旅行へ行く、新しく趣味を始めるのもいいですね。

そう考えると、ワクワクしてきませんか？

ライフワークにピラティスを取り入れることで、
あなたの人生が、かけがえのない充実したものになれば
大変うれしく思います。