高年

喫茶店で

居合わせた

ご夫婦

終始

楽しそうに

話している

ひとつは

食べきれないからと

半分に

分け合っている

その雰囲気が

和やかで

穏やかで

幸せが

流れていた

どんな人生を

歩まれたのか

知る由もない

どんな出来事を

乗り越えてきたのか

知る術はない

都合の良いように

切り取って

自分の妄想を

投影しただけかもしれない

それでも

確かに

理想が目の前にあった

目標が垣間見えた

心が温かくなる

素敵な出会いだった

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