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【10/12開催レポ】リスクを防ぎ、自分の利益を守る「フリーランスに必要な法律知識」講座 @マムズラボカレッジ

マムズラボカレッジ10月の回は、"リスクを防ぎ、自分の利益を守る「フリーランスに必要な法律知識」講座"を実施しました。

フリーランスの方によっては、その専門性のために苦手分野にカウントされがちな法律知識。けれどフリーランスだからこそ、わが身や大切な作品を自分で守るための知識は身に着け、万が一の事態に備えておくべきではないでしょうか。制作領域のお作法ともいえる著作権関連の知識を学びたい方も多かろうと思います。

また、受発注する立場によっても法律が適応される部分が異なるため、その時々に必要な知識は多岐に渡ります。

今回は、法律関連の知識を知りたいフリーランス方々に、職種を問わずご参加いただきました。

開催レポート

当日の会場はマムズラボ本社のセミナールーム。講師のは、マムズラボ株式会社監査役 兼 SBヒューマンキャピタル(株)管理本部長の遠藤 宏氏。法務関連のスペシャリストです。

参加者同士の自己紹介を経て、講師から今回のカリキュラムが共有されました。

まず受託前にクリエイターが行うべき点として、”契約内容を理解することの重要性”を学びました。
クライアントとのパワーバランスと権利の主張についてでは、未払いややり直し、未検収のリスクにはどう対応すべきかなどを知ることができました。

また、権利の種類や対象、著作権で何が出来るかなど、著作権の基礎知識についてや、商標権・肖像権・意匠権など、知っているようで知らない各権利についても教わりました。



権利トラブルの事例では、「偶然似てしまった」「意図しない用途に使われた」「クライアントが権利侵害で訴えられた」など実際の事例を判決結果も含め、知識共有。判決事例を知ることができ、今後のトラブル解決の参考にもなりそうです。

クライアントとの契約締結上の注意点では、契約形態(請負と委任)や権利の帰属、権利の保証などの各項目について詳しく説明。また、クライアントからクリエイターに対して契約解除や損害賠償の請求を主張することができる瑕疵担保責任についても教わりました。

契約条件を大切にしながらクライアントや発注先とのトラブルを避け、各々の正当な権利を守るためにはどうしたらよいのか… フリーランスの方が悩みがちな部分において、正しい法律知識をおしなべて習得する機会となりました。

参加された方からは、
「契約に大切なことがよく分かった。実務にも役立つ内容だった」
「自分が思っていた著作権保護の判断が実際(法的)にはかなり違うこともあり驚きました。ジャッジが難しいことも多いと感じました」
「”著作権の帰属”について、過去に交わした契約書の内容を確認してみようと思いました」
「ディズニーのミッキー延命法には驚きました。今まで著作権と商標権を一緒に考えていたことに気づけた。今後は正しい知識の素、権利関係を考えられると思う」
などのお声を頂きました。

次回の「マムズラボカレッジ

マーケティング・クリエイティブに携わる方のために開催される「マムズラボカレッジ」。皆さんの”知りたい!””実践に生かしたい!”気持ちにお応えすべく、次回以降も様々な企画による講座を実施します。
ご参加希望の方は、Peatixの専用ページをフォローいただき、個別の講座ページより各回にお申し込みください。

▼「マムズラボカレッジ」Peatix専用ページ
https://momslabcollege.peatix.com/

▼マムズラボ株式会社
https://moms-lab.jp/

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マムズラボカレッジ事務局
(Photo by freestocks.org

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